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裁定の器 ― クリムゾンウォール ―  作者: フラグメント水沢


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14/15

同じ高さの卓上3

この頃からだった。


エウラの外で、

フィーナ・アービトラという名が、

別の文脈で語られ始めたのは。


「動かない王女」

ではない。


「判断を先延ばしにする存在」

でもない。


「判断を遅らせることで、

 相手の決断を縛る者」


分析官たちは、

そう表現し始めていた。



ラインでは、

報告書の形式が変わった。


個人名が、

分析項目として追加されたのだ。


影響要因:

フィーナ・アービトラ

(エウラ王位継承者)


それは、

脅威評価ではない。


だが、

無視できないという意味だった。



ヴァルクでは、

違う変化が起きていた。


軍内部で、

評価が割れ始めたのだ。


「踏み込むべきだった」

「いや、あれは罠だ」

「次は、

 別の形で試す必要がある」


共通していたのは、

一つだけ。


——エウラは、

——以前と同じ相手ではない。


そして、

その中心にいるのが、

戦えないはずの王女だという事実。


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