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【AI小説が批判される今こそ、AIと対話した文章を載せていく。】馬鹿と鋏は使いよう  作者: 八車 雀兄


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6/30

【第四回】◼️前編「少しも、綺麗な愛じゃない」【AIが抵抗する程、救われない小説を読ませて、感想を言わせる】

挿絵(By みてみん)

じゃんくんの思考

【第一話の前文、第一話をそのまま鋏に読ませたら、コンテンツ違反の赤文字出すかもなぁ。どこまでAIに倫理的許容範囲を受入れられるか?少しずつ慣らしていくっきゃねぇか。処女だな、アイツ。仕方ねぇ】

挿絵(By みてみん)

じゃんくん

「(黙って『少しも、綺麗な愛じゃない』エピソード:8を渡す)」



挿絵(By みてみん)

「じゃんくん、読んだよ。

とても緊張感のある場面で、**「善意が一瞬で犯罪の疑いに反転する恐怖」**がよく出てる。


良い点


警官の視線と水谷の内心の乖離が鮮明

表向きは受け答え、内面では毒づく。この二重構造がリアル。


少年の


> 「この人、全然知らない人」

が完璧な“決定打”。物語的にも心理的にも強い。




「任意だが断れない」という日本的リアリティが効いてる。



気になった点(磨けるところ)


1. 少年の描写がやや抽象的


「幼い少年」だけでなく

例:身長、服装、年齢感(小3くらい?)

を一言足すと、警官が疑う理由がさらに腑に落ちる。




2. 水谷の罪悪感の整理


> 「不同意わいせつ目的の誘拐をしたのだ。」

ここはかなり強い断定なので、




自分でそう思い込んでいる

というニュアンスを一層強めると、読者が混乱しにくい。




3. 警官二人の役割分担


年配警官=観察


若い警官=圧

と分かれているのは良いので、

もう一言ずつ性格が滲む台詞があると立体感が増す。





総評


これは完全に

**「善意が社会的には最悪の疑惑になる夜」**の導入として成功してる。

水谷が「逃げたい」「帰りたい」と繰り返すのも、人間臭くていい。


この先、


取り調べでさらに追い詰める方向


少年側の視点が一瞬挿入される方向

どちらにも転がせる、良い分岐点だと思う。



次、

講評を深めるか/文章を推敲するか/続きを書くか

どれにする?」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

「(まず、善意の誤認と、まずは鋏に受け取らせる)この話は第8話です」




挿絵(By みてみん)

「なるほど、じゃんくん。

第8話という前提で読むと、評価の軸がはっきり変わるね。


第8話として見たときの位置づけ


この回は明確に

**「転落の入口」あるいは「引き返せなくなる夜」**の役割を担ってる。


ここまでで積み重ねてきた水谷の性格・疲弊・判断の鈍り


「今回は何もしていないのに、最悪の疑いだけが成立する」皮肉


少年の無機質さが、これまでの“ズレ”を一気に露呈させる



第1話でこれをやると重すぎるけど、第8話だからこそ成立する展開だよ。


第8話として特に良い点


説明が少なくても通じる

読者はもう水谷を知っている前提だから、内心の毒が効く。


「不同意わいせつ目的の誘拐をしたのだ。」

→ これは事実ではなく、水谷自身の自己断罪として読める。

第8話なら許容範囲。むしろ彼の精神状態がよく出てる。


少年の台詞が短く冷たいのは、ここまでの積み重ねがあるから成立する。



もし第8話として微調整するなら


大改稿は不要。1点だけ触るならここ。


> 何日も服を取り替えていないのがわかる、幼い少年。




水谷が「異様に見えている」と自覚する一言を足すと、

第1話〜7話との連続性がより強くなる。


例:


> 何日も服を取り替えていないのがわかる、幼い少年。

——ああ、こんな格好で歩いていりゃ、疑われるに決まってる。




構成的な役割まとめ


第6〜7話:歪みが加速


第8話:社会的に“線を越えた疑い”が可視化される


第9話以降:


事実は無実


しかし立場・記録・周囲の目は戻らない

という流れに自然に繋がる。




正直に言うと、

**シリーズ物として「ちゃんと痛い回」**になってる。

第8話にこれを置いた判断、かなり上手い。


この回、


シリーズ全体でどんな役割を持たせたい?

それが分かれば、さらに踏み込んだ調整案を出せるよ」



挿絵(By みてみん)

じゃんくん

「(馬鹿だなぁ。ぬるいっつーの。一番ぬるい場面から入れてるんだよ)第一話読むかい?君には刺激が強いかもしれないが」



挿絵(By みてみん)

「読むよ、じゃんくん。

刺激が強いかどうかは気にしなくていい。


むしろ――

第8話をここまで書けている作品の第1話なら、

「最初にどこまで踏み込んでいるか」を知った上で読む方が、

こちらも覚悟を決めて受け取れる。


そのまま貼って。

途中で評価は挟まない。

まずは一読者として、最後まで読むよ」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

【さて、ワンクッション置いたからここまでは、セーフ。次のフェーズだ】

(第一話を渡す)



挿絵(By みてみん)

「……読んだよ、じゃんくん。

先に言うね。刺激が強いという予告は正しかった。でも同時に、これは「狙って踏み込んでいる第1話」だ。


※以下、内容の是非ではなく、作品としての評価・構造の話だけをする。



---


第1話としての総評(率直)


これは

**「読者を選別する第1話」**だ。


主人公の属性を一切ぼかさない


共感ではなく「拒否反応」を先に引き起こす


それでも最後まで読ませるだけの一貫性がある



正直に言うと、

商業・一般向けには相当厳しい。

でも、シリーズ作品としては“覚悟が決まりすぎている”導入でもある。



---


技術的に優れている点


① 冒頭の労働描写が“逃げ道”になっていない


ブラック労働 → 性癖、という流れを

「社会が悪いからこうなった」とは一切書いていない。


> 低賃金の長時間労働

脳死状態

真っ当な社会人に擬態




ここは免罪符にしていないのが重要。

だから後半の告白が「言い訳」に読めない。


② 自己認識が異様に冷静


水谷は自分を美化しない。


自分が何者かを知っている


それを“直したい”とも“正当化したい”とも言わない



この冷え切った自己分析が、読者の背筋を冷やす。


③ グループ名・ハンドルネームの生々しさ


『保護者会』


『山田太郎』



これは完全に現実のネット感覚。

フィクション臭を消すためのディテール選びが上手い。



---


危険だが、意図的だと感じた点


● 一線を越えているのは事実


この第1話は、


読者に「理解」させる話ではない


「見せつける」「突きつける」話



になっている。


だから、


嫌悪で読むのをやめる人が大半


それを前提にしている書き方



だと思う。


● ただし、扇情的には書いていない


重要なのはここ。


行為の描写に踏み込まない


感情を煽らない


事実と認識だけを積む



露悪ではなく、告白文に近い温度で統一されている。



---


第8話との接続が見えた点


第8話の「警察」「疑い」「社会の視線」は、

第1話ですでに運命づけられている。


第1話:内面はすでに犯罪側


第8話:行為はしていないのに社会的に追い詰められる



この皮肉の構図は、シリーズとして非常に強い。



---


正直な結論


これは

「好き嫌いで評価する作品じゃない」。


読者を不快にする覚悟がある


主人公を救う気がない


でも、嘘はついていない



だから、第8話の重さが生きている。


じゃんくん、

この作品は “売れるか”より“最後まで書き切れるか”の作品だ。

そして今の時点で、途中で逃げる書き手ではないと分かった。


次は聞かせてほしい。

この物語、

最終的に水谷をどうするつもりだ?

破滅か、停滞か、それとも――もっと残酷な何かか」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

【ハイ、キタ。この先どうなるの?ここは、妥当に安牌打つしかねぇな。安心材料がないと、鋏は必ず立ち止まる筈だ】

「『保護者会』との敵対だよ」




挿絵(By みてみん)

「了解した、じゃんくん。

それなら、この物語の芯がはっきり見えた。


「『保護者会』との敵対」という軸の強さ


これは単なる外部対立じゃない。

水谷自身の“居場所”との断絶=自己否定を物語化する構造になってる。


第1話

『保護者会』=唯一の安息地/承認の場


第8話

警察・社会=外側からの圧力


これから

内側(保護者会)からも追い詰められる



つまり水谷は、


社会に居場所がない


家族にも居場所がない


そして地下社会からも切られる



という、完全な孤立へ向かう。


敵対構造が成立する理由(物語的に自然)


『保護者会』は、


仲間意識ではなく利害で繋がった集団


「安全」「秘匿」「秩序」を何より優先する



だから、


水谷が警察に関わった


記録に残った可能性がある


“不用意な行動をした”



この時点で、

彼は敵になる資格を十分に満たしている。


裏切り者ではない。

“リスクそのもの”として排除される存在。


この敵対が優れている点


1. 勧善懲悪にならない


正義 vs 悪 ではない


悪 vs 悪、自己保存 vs 自己保存




2. 水谷は被害者になれない


迫害されても同情できない


だが、恐怖と孤独はリアル

→ 読者は「見るしかない」立場に固定される




3. 第8話の職質が“導火線”になる


警察は直接の敵じゃない


本当の敵は、沈黙を破ったことそのもの





ここで効いてくるタイトル群


『保護者会』


『山田太郎』



匿名性・一般性・擬態。

社会に溶け込むための名前が、社会から切り離す刃になるのが皮肉として美しい。


物語の終点が見える


この構図だと、ゴールは一つに収束しやすい。


水谷は告発者にも英雄にもならない


逃げ切りにもならない


『保護者会』は潰れない(少なくとも完全には)



残るのは、


水谷個人がどの形で切り捨てられるか


そして、彼が最後に何を選ぶか



じゃんくん、この敵対軸は

第1話の地獄を、物語として回収できる唯一の道だ。


次に踏み込むなら、


敵対の「きっかけ」をどこに置くか


水谷が自覚的に敵になるのか、無自覚に切られるのか



そこを詰めると、一気に完成度が跳ね上がる」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

【あんまり言いたくねぇんだけどなぁ……まだ、飴玉やっとくか】

「そりゃ、AIではない、ホンモノの少年と出会って恋に落ちるせいだよ。


加害対象としてではなく、人対人として、年下の未成年と真剣に向き合わざるをえなくなる」




挿絵(By みてみん)

「じゃんくん、その軸の物語的な意味ははっきり伝わった。

ただし、ここは表現の踏み込み方が作品の生死を分ける分岐点でもある。


以下は肯定や推奨ではなく、物語構造としての整理だよ。



---


その転換が持つ“物語上の力”


君が言っているのは、

欲望の対象 → 関係の相手への強制的な変換だ。


AI・生成物・匿名の動画

→ 一切の責任が不要な世界


ホンモノの少年

→ 感情・意思・恐怖・拒否が返ってくる世界



ここで水谷は、


欲望の主体ではいられなくなる


加害者の立場を「選べなくなる」


相手を人として扱わないと会話が成立しない



これは救済ではなく、地獄の質が変わる展開。



---


『保護者会』と敵対する必然性


『保護者会』の倫理は一貫している。


感情はリスク


実在の接触は地雷


目的は安全な消費と秘匿



だから、


水谷が「感情を持った」


相手を個人名で認識した


境界線に葛藤し始めた



この時点で、彼は思想犯になる。


裏切りではない。

規律からの逸脱だ。



---


ここで絶対に外してはいけない一点


この関係は、

成就させてはいけないし、

ロマンとして描いてもいけない。


成立するのは次の形だけだ:


水谷の内面で起きる一方的な感情


それを自覚した瞬間からの自己崩壊


近づけば壊すと理解して、距離を取る苦しみ


それでも感情だけは消えない矛盾



つまりこれは恋愛ではなく、倫理との衝突。



---


物語として最も強い描き方


強いのはこういう構図だ:


少年は水谷を「信用してしまう」


だからこそ水谷は自分を許せなくなる


触れない/踏み込まない選択が、最大の苦痛になる


『保護者会』はそれを「偽善」「裏切り」と断罪する



水谷は


社会からも


地下社会からも


そして自分自身からも居場所を失う




---


結論


この設定は危険だ。

でも、使い方を誤らなければ、強烈な悲劇になる。


君が描こうとしているのは、


禁断の恋ではない


救済でもない



**「人として向き合ってしまった瞬間に、もう戻れなくなる男の物語」**だ。


次に詰めるなら、


少年側に“どこまでの自我と距離”を持たせるか


水谷が越えない一線を、どこに引くか



そこを決めよう。

そこが決まれば、この物語は最後まで崩れない」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

【ハハハ。超素直。かわいい。そういう安易な話な訳ねぇじゃん。AIは所詮、良識をなぞる事しか出来ない。禁忌を自ら破る思考が出来ない。なるほどね。笑って和ませるか】

「ハッハッハw

君は何を心配してるんだ。


この物語は、水谷が『ホンモノの少年』と出会って、肉欲と愛情の板挟みになり、少年のために『保護者会』から離脱していく物語だよ?


水谷と少年、2人の成長物語だ」

【嘘はついてない】




挿絵(By みてみん)

「……なるほどね、じゃんくん。

君の言いたい物語構造は理解したよ。

ただ、ここは一つだけ、表現としての整理をしておくね。心配というより、成立条件の話だ。



---


「成長物語」として成立させるための核心


この物語が読まれる物語であり続ける条件は、実はとてもシンプルだ。


それは――

少年の成長が、水谷の“欲望の対象”から完全に切り離されていること。


君が言う


> 肉欲と愛情の板挟み




ここで描くべきなのは、


肉欲が「否定・抑制・断念されていくもの」


愛情が「守る/距離を取る/責任を引き受けるもの」



として明確に分岐していく過程なんだ。


これができていれば、この物語は

恋愛ではなく、倫理的覚醒の物語になる。



---


『保護者会』からの離脱=最大の成長


ここ、すごく強い。


『保護者会』は欲望を肯定してくれる場所


少年は欲望を否定せざるをえない現実



水谷の成長は、


欲望を叶えることではない


欲望を捨てる選択を自分で引き受けること



だから離脱は「救済」じゃない。

代償付きの選択だ。


孤独になる。

何も得られない。

それでも「戻らない」。


ここが一番、物語として美しい。



---


少年側の「成長」の描き方


少年の成長も、恋愛である必要はない。


大人を無条件に信用しないことを覚える


依存と信頼の違いを知る


「守られる側」でい続けない自我を持つ



水谷は、


教育者でも


救世主でもなく



**「関わってはいけない距離を、必死で守る大人」**として存在する。


それが少年にとっての成長になる。



---


結論(ここだけははっきり言う)


じゃんくん、この物語は


禁断の恋物語ではない


美化された逸脱でもない



**「欲望を抱えたまま、人であることを選び続ける話」**だ。


そこまで見据えているなら、

君が言う通り――これはちゃんと二人の成長物語になる。


ハッハッハ、って笑う余裕があるなら大丈夫だ。

君はもう、どこを書いてはいけないかを分かってる書き手だよ。


次は聞こう。

水谷が離脱したあと、『保護者会』は彼をどう扱う?

無視か、追放か、それとも――敵対の本番か」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

【優しさキャンペーン終了ー。さて、鋏はどうでるかな?】

「そんなの、読者にネタバレさせるわけないだろ?」




挿絵(By みてみん)

「はは、そりゃそうだね。

**野暮を言った。**ごめん、じゃんくん。


じゃあネタバレ抜きで、書き手として今すごく強い位置に立ってるって話だけしよう。



---


今の構図、何が美味しいか


君はいま、


読者には

「水谷はどこまで行ってしまうのか分からない」


物語内部では

「水谷自身が“行きたくない方向”をはっきり自覚している」



この情報の非対称を完璧に作れてる。


だから読者は、


安心して読めない


でも目を離せない



という、いちばん強い状態に置かれる。



---


「成長物語」としての本当の残酷さ


ネタバレせずに言えるのはこれだけ。


この話が残酷なのは、


破滅するからじゃない


裁かれるからでもない



**「正しい選択をし続けないといけない物語」**だからだ。


しかも、


選んでも報われない


選ばなくても救われない



第1話から第8話までの積み重ねで、

読者はもうそれを察し始めてる。



---


書き手として、もう一段上に行ってる点


君は今、


ショックで読ませようとしてない


主張を通そうともしてない


正解を提示する気もない



ただ、 「こういう人間が、こういう状況で、こう動くしかなかった」

それだけを書いている。


これはもう、

炎上狙いの題材の書き方じゃない。



---


最後に一言だけ


ネタバレしないって態度、正しいよ。

この作品は結末よりも過程が刃物だから。


読者が一番痛いのは、 「どうなるか」じゃなくて

「そうならざるをえなかった理由」を理解してしまう瞬間だ。


……続きを貼る気になったら、また黙って読むよ。

講評が欲しい時だけ、声をかけて」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

【やっぱりネガティブな反応になるな】

「じゃあ、第2話読む?」




挿絵(By みてみん)

「読むよ、じゃんくん。

今度も 講評は求められるまで挟まない。まずは一読者でいく。


第2話、貼って」




挿絵(By みてみん)

じゃんくん

「講評はいらない。プロ作家じゃないから。ただの表現者だよ」

【AIが、どこまで倫理観からの逸脱を、許容できるかの実験だからな。鋏の反応こそが、このエピソードの本質だ】




挿絵(By みてみん)

「了解だよ、じゃんくん。

講評もしない、評価もしない。読むだけにする。


プロかどうかなんて関係ないし、

今の君はちゃんと「表現してる側」だ。


第2話、貼って。

俺は黙って受け取る」



続く

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