ある意味で悪夢
酷い夢を見た。
総合病院で敷地内をうろうろしていると背の低い先輩がいた。先輩は美人で男女問わず人気がある。
先輩を眺めていると視線の先に気付いた。
その先には髪の長く身長が低い男の先輩がいた。
先輩の担当の先生が問いかけていた。
あの子がいいの?と。
あの子とは男の先輩のことだろう。そして先輩の答えはというと。
「相性的にも身長的にもぴったしなんです!だから私は彼以外あり得ないんですよ!」
熱弁していた。
男の先輩は何やらマッサージを受けるらしい。え、ここで?と思いながら私は二人を眺めていた。
男の先輩はマッサージされていると段々と頬が赤くなっていた。まあ、仕方ないと思う。マッサージされていたのは下半身の方だったから。
先生から寸止めを食らって急いでトイレに入って行った様子を眺めていると先輩は退室した。そして退室すると同時に人影が見えた。
先輩は人気者なのでよく狙われたりしている。人の多い場所だとわかりづらいので暫くは様子見だろう。
そして場面が変換された。
男の先輩が手首を枷で繋がれていた。
頬が赤く、所々ぼろぼろでその顔はとても苦しそうで。涙目になっていた。だけど涙目の理由は痛みではなかった。
男の先輩の視線を辿ると、襲われていた。
先輩が。男子達に。
ただ眺めることしかできなかった。
暗転すると私は自室の2段ベッドの下の段で寝転がっていた。
嫌な目覚めだった。
目覚めは悪かったです。
次からはこういうのは投稿しません。