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口調こそ人格

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

口調を窘められた話。


「本当、巫山戯んなよ、この野郎……」

「こら、あんまり汚い言葉を使わない」

暴言を吐き捨てた瞬間に頬を抓られた。隣に座るのは梅香の君、何時もは春の日差しの様な笑顔で微笑んで居るが、今は眉間に皺を寄せて窘めるような表情をしている。

梅香の君は基本的に汚い言葉を許容しない。少しでも吐こうものなら頬を抓って窘めに掛かる。そんなに悪い事? 皆使ってるよ。怒った時、苛立った時、別に普通じゃない?

「皆……使ってますよ」

「そうだね。でも君まで品位を落とす必要なんか無いよ」

一頻り頬を抓り終えた後、手が離れていく。切れ長の瞳に灯るのは、鋭利な光。不快感を表す時にそんな反応をなさる。今だって綺麗な言葉遣いで話しているが、本当は物凄く不愉快なんだろうな。

とは言え、三つ子の魂百まで。そうそうに変わる事など無く。ふとした瞬間に出るガサツ。

「口調って人格表すから、綺麗な人に見られたいなら綺麗な言葉を使った方が良い。きっとそれは何時か君自身を助ける。常日頃から意識する事が大切だよ。不意の出来事があってもボロが出ないように」

「梅香の君も……意識してます?」

「物凄く。私は神になった経緯が特異だからね。これ以上荒御魂に近付かない様に気を付けて居るよ」

冗談粧して話しているが、多分……実話。反乱分子から浴びせられる罵声で、うんざりする事も多いのだろう。それでも、自分の品位を落とさない為に。

梅香の君の顔を見ると、冷たい光は無くなっていた。黙って頭を撫でて下さる。

「気を付けます……」

「うん。宜しい」


おまけ

「ちなみに梅香の君、巫山戯んな、この野郎!! って思った時、どのような御言葉で?」

「君、私のこと見くびっているでしょう? 目にもの見せてあげようか。って言い方するかな?」

口調はめっちゃお綺麗……。でも。

「あんまり見たくないですね……。解釈違いが……」

「それと一緒。高められた品位を落とす真似はしたくない」

キャラ考えている時、初っ端考えるの、口調なんですよ。

そこから思い切り深堀していきます。

こういう言葉使いするから、こういう性格、って割り振っていきます。

まぁ、それぐらい性格を表すもんだと思っているので、結構意識してます。

何なら性格以上に意識します。


神様の話を書く時は基本的にお嬢様口調でありたい。

口の悪さは、皆離れて行くから気を付ける様に!!

と咎められている様な。


※色んな意味で!!


ま、口の悪いキャラ大好きなんですけど!!

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