男子高校生の体調不良
【設定】登場人物
橋本光星
・マジカル高校一年生
・陸上部
田中亮二
・マジカル高校一年生
・帰宅部
本橋と田中は幼なじみ。
【本文】
田中「なあ、お前今日も部活?」
そんな当たり前の質問を、毎日飽きずに投げかけてくるのはこいつ、田中だけだ。
橋本「あたりまえだろ~休みは、水曜日と日曜日だって」
田中「あれ、今日まだ火曜日かw」
多分、あほだろ。こいつ。
それにしてもすごい雨だな。窓の外を見ると、斜めに雨が降っている。相当風強いんかな。
橋本「今日部活行きたくないな」
田中「お!珍しいじゃん、サボる?」
たまにはサボるのもありかな、とか考えてみたけどこいつの顔がむかつくな。さっきからにやにやと何考えているんだか。
雨だるいなーだるいなーそんな気分で授業を聞き流して、ようやく学校が終わる。やっぱり部活行くのやめようかな。なんか低気圧のせいか頭痛いし。
…はぁ。
田中「こーう―、サボる決心ついたかー?」
うるさ…、耳元で大きな声出されると頭に響く。
橋本「...あー、なんか頭痛いし帰ろっかな」
田中「おおーいいぞナイスサボり文句」
もう何でもいいよ。こいつとは友達やめよう。
橋本「俺傘持ってねえから、いれて」
田中「え、俺が持ってるわけなくね?」
まあ、そうだよな。亮二はこういうやつだよ。聞いた俺が馬鹿だった。
橋本「ん。帰ろうぜ、マジ頭痛い。」
田中「うん、ほんとに珍しいな。こうが体調悪くなるなんて。大丈夫?」