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派遣女子のひとりごと  作者: ななもい
15/28

12月24日

 今日はクリスマスイブだが、同時に平日ということもありいつもの業務がある。とは言っても、今日はいつもとちょっと違う。なぜなら、終わった後はちょっとした楽しみがあるからだ。それだけで自然とモチベが上がる。更には忙しい+繋がらないのオンパレードで、個人的にはとても気持ちが楽だった。営業をするのが個人的にあまり得意ではないというか、好きではないのかもしれない。

話は聞いている方が気も楽だしボキャブラリーが少ないせいで話すのが苦手だ。文章を書くのは好きなのに、人と直接話すとなると言葉が詰まることが多いのは、そもそも人と話す事自体があまり得意ではないのかもしれない。それでこの仕事に入っているのも変な話だが、その時は余裕もなかったし自分の苦手なところを克服したいと思った。だが現実は甘くないというか、それで体調崩していたら元も子もない。このまま続けるのは厳しいのが現状だった。とはいえ、契約期間中は今の仕事を続けようと頑張る。


いつも通り午前が過ぎ、お昼もあっという間に過ぎて午後の業務が始まる。

何かがあるらしいが、どれより早く帰ってやらん伽行けないことを早く片付けたいとか思いつつ仕事を再開する。

やること多すぎるのも正直ちょっとしんどいが、こればかりは譲れないのも事実ではある。こんなことならあらかじめ早退しますと伝えておけばよかったなぁと少し後悔する。そもそもいつまでにそういうことを伝えておけばいいのかすら分らなかったのだから仕方ないのだが。

今日は19:00で帰るコースだなぁとか思いつつ、早く帰りたい気持ちが強くなる。と同時に、朝から来ていた眠気が酷くなっていた。昨日お酒を飲んで抜けきらないまま寝たのだから当然である。とりあえず業務ができれば問題は無いと言い聞かせて架電を続ける。数には余裕があったので、時々目を瞑って休みながら架電する。普通に倒れそうで、帰って寝たいレベルである。休み休みの架電で少し眠気が取れたがちょっと耳鳴りがするのが気になる。残り時間が近くなってきて、数は既に余裕でクリアしていて残り時間何をしながら架電するか考えていた。

リストも全然ないのでイラストを描きながら架電する。やがて設定したリストももらったリストもかけ終わり、追加をお願いしつつ待っている間暇なため派遣元から渡されたサイトの確認をする。待っている間に少しだけ追加されたリストをゆっくりと架電する。業務終了時間も近づいてきて、目をそっと閉じる。


やがて業務時間が終了した。

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