表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/33

26話 王都の戦乙女




さて貯蔵庫も出来たし生活が充実してきましたよ、定例となってる食料野営訓練も楽々とこなせますし、お米も収穫できました、あとは作ってる味噌と醤油が出来上がって欲しいところかな。



さあ今日も豊穣神の使徒としてコソコソ頑張ろうとしてたのですが、ノルナゲスト司教長から手紙が届きまして、珍しいと思いつつ読んだらナント国王陛下からの招待ですよ。



グンテーヌ撃退の祝いとして王都で舞踏会を開催するので是非とも御参加いただきたいですと!シグルス団長にチョット相談です。



「司教長も叙爵とかなら断れるでしょうが、戦勝の祝いならば難しいでしょうな」


「わかりました、王都に行って参加者を全員倒しアインへリアル騎士団の強さを見せつけてきますよ」


「倒されても・・イヤある意味では戦いなのでしょうか、ダンスの練習をしませんとな」



素のままで返事されてしまった・・・代表として俺とフォルセは決まっていたが団長は旅程日数を理由に逃げたよズルイ、開催は15日後なのに。



まあ確かに馬車でならカロレオン→公都ヴィツール→イーヘン侯爵領→王都ビエラリアで8日かかるのだけど飛べば1時間ほどで着いちゃうんだよね、頑張ればレシプロ機なみの速度は出せるから。



まず俺の衣装が問題あって、背中の開いてる男性用の衣装は無い、まあ有っても見たくもないよ、そしてカロレオンでは仕立てられないから公都か王都で作るんだけど、それならサッサと行こうと言う事になり教会本部に向けて飛び立ちます。



ノルナゲスト司教長に参加のお礼をされ、協会本部にお世話になってダンスの練習をしたんだけどコレがね、教えてくれてる先生をフォルセが一撃で倒しました、ターンした時の翼が凶器だった、うん普通の人はあの速さヨケれないよね。



「ううっヒルダ姉さま、ステップは簡単にできるのに」


「だいじょうぶ任せて、私なら躱せるから」



チャンと躱せますよ、ある意味では凶器が2倍になったとも言えるんだけど、冗談でいった参加者を全員倒せそうです本当に。


しっかりステップと回避の練習しました、一般的な曲であれば踊れるようになり舞踏会の当日です。



馬車から降りると注目がスゴイ、まあ王都の人は天使も戦乙女も見たこと無いでしょうから、本物ですよ半分は、司教長が先導してくれて俺がフォルセをエスコートし続きます。



会場に入り国王陛下が御入場されるまでしばし歓談を、ほとんど司教長が相手をしてくれるんだけど俺やフォルセが珍しいのか話しかけられます。


ふむ王都では死者なく10倍の敵を打ち破り国を守ったアインヘリアル騎士団は英雄ですか、まあ普通ではありえないから。



そして国王陛下が御入場です、舞踏会のはじまりを宣言され、どうも俺やフォルセが主賓のようなので司教長が挨拶しその後につづきます。



「本日はお招きいただき有難うございますエギル国王陛下、私は豊穣の女神フレイが使徒ヒルデノート、こちらは従者の戦乙女、名はフォルセと申しますお見知りおきを」


「おお名高いカロレオンの英雄はどのような者かと思っておったが此れは麗しい、天使様もドレスかと思い王子と踊って頂こうとしたのだが、後で姫達を誘っていただけますかな」


「天使に性別はありませんから、ええ良いいですよ喜んで、こちらこそお願いします」



フォルセの理想だしね、ほかの従者コウホの誰か、男性の使徒をイメージしてくんないかな、でもコノ姿みた後じゃムリか。


まあ今日は男装で良かったよ王子様と踊りなんかしたら心に致命傷くらいます、でも姫様か翼ヨケれるのかな。



曲が始まるが誰も踊ろうとしない、そうですか主賓からですね、なんか視線の圧迫を受けフォルセとホール中央に進む、楽団がテンポの早い曲に切り替えて演奏を始める、さあ始めますか。



誰も居ないホールで翼有るもののダンスを魅せる、早い曲で良かった、人以上の速さをもつ俺たちにとってスローテンポの曲はカナリ意識してゆっくり動かないといけないからシンドイんだよね。



「ヒルダ姉様ダンスって楽しいですね」


「そうだね剣舞に似てるし」



ターンで翼が迫る、ちゃんと斜め上に振ってくれてるから少し動くだけでいい、それにしてもフォルセは美少女だね魅了されるよ、やがて曲が終わり互いに挨拶、さあ此れで終了です食べるぞ。



「フォルセ楽しかったよ、休憩のあとでマタ踊って頂けますか、お嬢さま」


「ええ喜んで」



二人でホールから離れ食事を取ろうとしたんだけど、さっき王様の隣にいた人が来て。


「王が素晴らしいダンスだとお褒めでした、これからもノエルトリアに御助力くださいとの事です」


「ありがとうございます、でも豊穣の神フレイは人間だけに恵みを与えている訳では有りませんから、こちらから侵攻しないのであれば助力いたします、と御伝えください」



さて今度こそユックリ食事を取れると思いきや。


「先ほどの御言葉は本当なのですか、天使ヒルデノート様」


舞踏会って食事できないのか・・振り向いて驚いた、耳が長い女の子達がいる、エルフ?初めてみた!その子はメニヤ ブルグストと名乗った。



ブルグスト王国はエルフやドワーフ達の国でノエルトリアの東にあって、人族とは良好な関係で同盟を結んでるらしい、俺たちは西の端にいるから見たことないはずだよ。



メニヤ姫はブルグスト王国より今回の戦勝を祝いに来た使節の1人でアインへリアル騎士団の事もよく知ってて。



「天使ヒルデノート様、ブルグストが窮地の際も御助力お願い致しますね」


「メニヤ姫、ご心配をなさらなくても正道なるものは女神フレイが御助け下さるでしょう」



よし今度こそ食事です、そして王様との約束があるのでお姫様たちと一曲、楽団の人もヤバいの解ったのか簡単な曲だった倒さずにすんで良かったよ、踊り終わって互いに挨拶したんだけど。



「楽しかったです、お上手ですねエステル姫様」


「ありがとうございます、これからも戦乙女としてヨロしくお願いしますわ、フレイヤ様」



会場の時が止まった。




断って全力で逃げたいです、ナゼお姫様が候補なんだ、まあフォルセも向いてる訳じゃなかったけど、何より色々とメンドそうです、でも周りの声が。



「天使ヒルデノート様は女神フレイヤ様だったのか、戦乙女の長ではないか!」


「エステル姫様が戦乙女になるとはメデタイこと、王国騎士団も喜ぶでしょうな」



なんか分かってて此の場で言ったのかな姫様は、スゴクそんな気がする、ウ〜ンどうするべきか。



「そのですね、戦乙女になるという事は姫様としての立場と生活を捨てる事になるのでオススメはしません、エギル陛下とよくご相談されてから決めたほうが良いと思いますよ」


「あとフレイヤの名を持っていますけど、まだ神族にはなっていませんから」



さすがに王族としての立場を捨ててまでナリたい訳じゃないよね、ほら王様もサッサと諭してくださいよ。



「フォルセ様の御活躍をお聞きして憧れておりましたの、お父様よろしいですよね?」


「うむエステルは第3王女であるし、何より王族から戦乙女とは喜ばしい事であるな、どうだろうかヒルデノート様お任せして宜しいですかな、もちろん王国としても協力は惜しまぬから」



うぬう退路が無くなって行く、フレイもし途中で嫌になって戦乙女から元に戻すことできる?


[さすがに無理に決まってるでしょ、それにヒルダの命には逆らえないのよ」


そうだった、あまり無理強いはしたく無いんだよね、どこかの個室を貸してもらって話し合おう、うんマズそれからだ。



「エギル陛下わたし達だけで話し合いができる部屋をお借りしてもヨロしいですか、この場に戻った時に結果はわかりますから」



姫付きの侍女に貴賓室に案内される、さて自由を失うこととか色々と説明しないとね、フォルセも頼むよ。



「ヒルダ姉様なぜ認めてあげないんです、わたしの時もナカナカ頷いてくれなかったですし!」


「イヤあのねフォルセ、私の命に逆らえないと言うことは自由が無くなると言うことでね」


「ヒルデノート様?フォルセ様が不自由そうには見えないのですけれど・・私もヒルダお姉様とお呼びしてもヨロしいですか」


「エステル姫ホントに分かってます?」


「もちろんですわ、このまま貴族の御子息と結婚なんて詰まりませんし、剣を振りかざし戦う方が・・フォルセ様もお姉様とお呼びしても?」


「ええ一緒にヒルダ姉様に御仕えしましょう」



すでに孤立無援だった、そう言えばエステル姫は剣術を持ってたよオテンバなのか、わかったワカリました、後悔しても知らない。



「エステルここで服を全部ぬいで」


「はい、フォルセお姉様、手伝って頂けますか」



ためらわないな〜あっもしかして普段から侍女に手伝ってもらってた?そう言えば姫様だったよ。



「ではエステル、戦乙女として私フレイヤに仕えなさい」



淡い輝きが収まった時そこに立っていたのは、金色の髪に新緑の瞳を持ち青系統の装束を身にまとった戦乙女、すぐに鏡の前に立ち大変ご満悦のようす。



「ヒルダお姉様、フォルセお姉様、よろしくお願いしますわ、せっかくですから3人で姿を変えて会場に戻りませんこと」


「イヤイヤ陛下の前に武装して立つのは問題あるんじゃないかな」



エステル凄くノリノリです、ええ脱ぎましたよ、んっフォルセをジッと見てるし、どしたの?



「ヒルダお姉様、フォルセお姉様だけズルイですわ、わたくしにも神剣を御与えください戦えます」



両手剣をお願いされたよ、俺やフォルセがドンだけ苦労して振ってるか、今でも速度が落ちるだけなのを説明して片手剣をススめたんだけど使いこなして見せるって、まあ姉妹で差別は良くないし頼むよフレイ。



「これが私の神剣ガンバンテイン、とても美しいですわ、有り難うございます!!ヒルダお姉様」



もうココまできたら開き直りです、部屋の外で控えてくれてた侍女さんに先導してもらい会場に戻ったらドヨめきました、本来の姿をみせて無かったからかな、エステルが陛下や兄妹に自慢しまくってます、どうなることやら。




ステータス



エステル ノエルトリア


ヴァルキュリア♀従属:フレイヤ


LV 2     P:0


HP 30→48

MP 40→64


体力 6

魔力 8

敏捷 43→93

幸運 55


装備

神剣ガンバンテイン

戦乙女の翼兜

戦乙女の軽鎧


特殊能力

剣術:LV1




ステータス


ヒルデノート ツカサ フレイヤ


天使:2/3

サキュバス:1/3

中性:使徒:豊穣の女神フレイ


従者 ヴァルキュリア:フォルセ ノエルトリア

従者 ヴァルキュリア:エステル ノエルトリア


LV 10→11    P:15→5


HP 200→250

MP 350→400


体力 20→25

魔力 35→40

敏捷100

幸運100


装備

神剣レーヴァテイン

魔弓デア・シュバルツ3ー1号

天使の軽鎧



特殊能力

剣術 LV10MAX:スキル[連撃:刺突:強撃]

弓術 LV1:スキル[連射]

聖術 LV10MAX:スキル[治癒:浄化]

魔術 LV10MAX:スキル[土:水:火:風]

魅了 LV1:スキル[異性:同性]

吸収 LV10MAX:スキル[HP:MP]

空間 LV10MAX:スキル[探知7680m:幻術:照準:誘導]

鑑定 LV1: スキル[生物:鉱物]






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ