19話 半天使の日常
朝焼けの空をゆっくりとフォルセと並び飛ぶ、翼だけで飛んでる訳じゃないよMP消費されてるから、翼は魔術の媒体?今度くわしく調べてみよう。
そして町の人が驚き買物袋とか落としてる、そりゃそうだよね、この国に天使と戦乙女が降臨しました敬い害さぬようにって、いきなり公布されてもンナ馬鹿なってなる、俺だったら見るまで信じないよ。
フレイ、妙にこの姿に驚かれるんだけどそんなに珍しい?確かニョルズ様は複数の使徒が仕えてたんだよね?
[父様は人間が嫌いだったから、今いる創設した新世界は獣人単一とかじゃないかしら、だからこの世界では人型使徒は元々いなくて、別種族の翼ある使徒をみて語り継いだものだと思うし直接みたこと有る人は居ないはず、私が戻った時に全使徒と共に転移したから今この世界に使徒はヒルダだけよ、がんばれ]
なにを?と思いつつ、しばらく飛ぶとイルザ姉宅が見えてきた、裏庭に降りるか、あれっ畑拡がってるよ綺麗に手入れされてるな。
「アスク兄、イルザ姉ただいま!」
フォルセの自己紹介は教会で案内した時に済んでた、今日が休日なのは確認済みです、まず皆んなで朝ご飯、久しぶりに魔力オーブンを稼働、うん、やはりパンはトーストしたほうが絶対美味しい。
そして休日ならば魔弓デア・シュバルツ3ー2号を作成しますよ、ちなみに魔弓デア・シュバルツ1号はアスク兄のでイルザ姉が2号、俺のが3ー1号に変更でフォルセのが俺と同型同サイズで3ー2号になる、残ってた粘土でハンドル部分を作成し皆んなで武器屋さんへ。
「親方っ弓の材りょ〜ドわッ」
おうっ狭い入り口の扉を開けて入るが翼が引っかかりダイナミックに転んだ、ごめんよ変な空気つくって治癒使えるようになって良かったよ。
「いや何というか別の意味で驚いたわ魔弾の嬢ちゃんよ変わっとらんの、鋼板と弓材だな黒色の塗料もいるかい」
「全力で拒否したいけど、いる」
「・・・ヒルダ姉様?」
フォルセ戸惑はわかるが、こっちが俺の素の状態だ、ほら重さ試して、一旦帰って組み上げフォルセが手に持つ。
「・・・ヒルダ姉様これはまた何というか」
「カッコいい?もしかしてフォルセも此れを、まがまがしいと思うの、良かった私だけの感覚じゃなかったんだ」
「・・・」
安心した俺だけ変じゃなかった、扉で何度かコケつつギルドの的場へ向かう、出入り禁止になってないので気にせず入ると、遠慮なくいつも通り的と壁を射ち抜き、町の外へ。
80mを練習中、うんいい感じだ、剣の練習した時も感じたけどフォルセ結構器用なんだね。
「ヒルダ姉様、凄い短弓なのはわかるのですけど、やっぱりなんというか」
「邪悪な見た目の装備品も1つは有ってもいいんじゃない、相手驚くよ、フッフッフッ[漆黒の魔弾]へようこそフォルセ、大丈夫よ恥ずかしいのは最初だけ、そのうち諦められるから」
「・・・」
昼ご飯です野外用に臨時魔力オーブン、テーブル、椅子をつくり以前の冷凍猪肉を塊のまま焼いて外側の火が通ったら薄くスライス、塩胡椒、粉末乾燥ガーリック・バジルを振りかけ再度焼く、パンもトースト出来たし、さあ食べようか、お〜いフォルセどしたの?
「朝ご飯も美味しかったですけど、これはまた凄い、でもこんな魔法の使い方って、ヒルダ姉様こんなに魔力使って大丈夫なんです?」
「・・・イルザ、俺たちゃかなり一般的から外れちまってたんだな、戦乙女が驚いてるぞ」
「・・・そうね、慣れって怖いわ」
昼ご飯の後もう少し練習して撤収です、おっ帰り道で薬草の群生地発見、フォルセに教えながら一緒に取ろう、しゃがみこんで土をホジホジと。
「・・・アスク、間違いなくヒルダらしい行動なんだけどあの格好で薬草取ってると何というか、しかも戦乙女まで一緒にやってるとさらに」
「言うなよ、さっきから町へ戻る冒険者みな何でっ?て顔してから見なかった事にしてるんだから、翼に土ついてんな〜腰の剣も、あれ凄い神剣なんだろギルドで噂になってた、きっと鞘の中で泣いてるぜ」
町にもどり薬草をギルドに下ろしたら夕ご飯代2回分くらいになった上出来です、んっ何か皆んなの視線がナマあたたかい?まあいいか夕ご飯の材料買って帰ろう翼に土が付いたから先にお風呂かな。
市場に行って実感した半天使って体積デカすぎ、買い物するのに色々ぶつかりそうになり妙な格好して躱さないといけない不便だ、フォルセも苦労してたよ見てる人は面白そうだったけど。
先に風呂に入り皆んなで夕ご飯たべながら今後の活動方法を相談、でも良かったギルドや町で妙に敬われると正直しんどいと思ってたって伝えると、あれで敬う事なんざ出来っかと言われた俺なにかした?フォルセにジト目で見られてるし。
さて寝ますか、フォルセなぜにいつも全裸?嬉しいけど、ああ鎧解除したらそうなるんだ、まあ皮膚のような物ではあるけど鎧着たまま寝たくはないよね、んっ俺のとおんなじの欲しい、ツクリマセンヨ!




