18話 教会騎士団 入団
港町カロレオンに教会発の天使降臨の公布が届いた、もうすぐ周知され久し振りにイルザ姉宅へ帰れると思いきや予想外の来客が、ノルナゲスト司教長様、教会の長です、なんと公布文を自ら持ってこの町にきたみたい。
何事かと思えば俺たちを勧誘です、でも仕事なにも出来ませんから、ふむ普段は自由に過ごしてもらい教会の象徴として形だけ騎士団員になって実務なし、神託が有れば共に戦うから教会が戦う場合も力を貸して欲しいと、そしてコレは騎士達の希望でもある・・か。
まえの集団戦闘訓練でフォルセと模擬戦し、そのあと皆んな盛り上がってしまい、俺もそのノリで聖術のLV上げて連続治癒480m内全部だ、戦いなさい不死不滅の騎士達よっ!ってやってしまった、どうやらソレも含めて大好評で他の騎士達にも噂として伝わったみたい。
正直なところ楽しかったですよ、集団戦なんて大規模騎士団か戦争でも無い限りやることないし、まだ全速で剣を振れないけど騎士の気分を堪能しました。
隣に控えるフォルセもウズウズと落ち着きがない、途中から物凄くノリノリで戦ってたね戦乙女さん、くせになった?狂戦士の素質あるの。
そして肩書きは俺が名誉騎士団長でフォルセが名誉副団長?・・・イヤイヤお給金そんなに必要ないですから薬草の殲滅者なんで、今まで買った物って弓の材用と食材くらいだよ。
それでパーティに入っているからメンバーと相談して返事させてって言ったんだけど公布は明日で動けても明後日だ、さすがに司教長様もそんなに予定が空いているわけもなく、2人が家にいるか確認してもらい、馬車に隠れてコソコソとイルザ姉宅に。
「ただいまイルザ姉アスク兄久しぶり、まだ帰れないけど相談が、協会の象徴?になって騎士団に入り協力しようと思うんだよ冒険者見習いの時間が減るけどいい?」
フレイは優しい神様だと思う13年も一緒にいれば平和な世界を望んでるくらいはわかる、そして争いが起きて神託を下したとしても対話だけで築けるほど簡単なものではないこともわかる、だから出来るだけ味方を増やしたいんだよね。
「良いんじゃないかしら私達の事は気にしなくてもいいのよ、ヒルダが象徴なら教会で過ごす時間を増やした方がいいわ、たまには帰って来なさいよ」
「おいおい半人前の見習いが心配してんじゃねーよ元々イルザと2人でやってたんだぜ、教会に庇護してもらってんだからよ何かで返さねーとな」
「・・・うん」
教会に戻って司教長様と話しあい、俺やフォルセは騎士団において指揮を取ることはなく参謀役として長に意見を言えて、長からの要望は可能であれば行うくらいになった、何処の団に所属しても良くて希望して移ることも出来る、今はカロレオン教会騎士団に所属っと。
「わかりましたノルナゲスト司教長様、微力ながら教会騎士団に加わらせていただきますフォルセもそれでいい?」
「はい私は常にヒルダ姉様とともに」
司教長様がやり遂げたって顔してる、そんなに教会に必要だったの、フォルセも嬉しそうだ、もしかして騎士になりたかった?
そしてこれからのカロレオン教会、シグルズ司祭がこの度の功績で司教様に、教会の部屋を俺とフォルセの住居に改修して修道女が交代でお世話する?はあ次の戦乙女様も教会から見出して頂けたらと、どちらかと言うとフォルセに見出されたんだけど。
夕日がさす訓練場にて、カロレオン教会騎士団が全員集合で整列し何か期待した表情でこちらをみている、まあ俺たちがいる時点で予想はつくよね、そしてシグルス団長が。
「ノルナゲスト司教長の承認があり新たに教会騎士団に加わった方達を紹介させて頂く、天使ヒルデノート様と戦乙女フォルセ様だ、皆の希望どおりカロレオンに所属して頂けることになった」
「よろしくお願いします騎士の皆様、これから共にあり共に戦いましょう、全ては神の御心のままに」
うおおーって盛り上がります、このまえ半日くらい皆で戦いまくった仲だもんね、だいぶ顔も覚えたよ揉みくちゃです、イエイエこちらこそ共に戦え光栄ですよ、そのまま歓迎の宴に突入お酒も進み返事がないシカバネだらけになっていきます、フォルセあれだけ飲んでもまったく酔ってない騎士団最強か、もう無理ダメデスお休みなさい。




