14話 ハーピィー殲滅 漆黒の魔弾
頭上にハーピィーが18羽ゆっくり飛んでる、今は3人背中合わせでいるから死角は無いけど町壁に向かって走ったら一斉に襲って来そう。
森とかなら良かったんだけど障害物で一番近いのが町壁か遠いな、楽に狩れる様に持久戦あたまもいいか。
でも残念だけど普通の弓と違い高度100mは狙えるんだな[空間]と[魔術]のLVを6に上げる、これで両方とも480m有効ですよ。
普通打ち上げると威力は下がる、矢羽根に誘導をかけて、周辺の水分より水素と酸素を抽出1:2で圧縮密封しヤジリの後ろに薄く巻き固定、着弾後1/2秒後に小さな火種発火、これを100本。
「アスク兄イルザ姉、迎撃しよう、矢を最大480m誘導出来るようにして、ぶっつけ本番だけど炸裂するようにしたから」
本当は幸運に賭けるような事はしたくない、もし通用し無かったら全力の魔術で攻撃する、こんなに見てる人が居たら・・たぶん一緒に居られなくなるけど。
「そうだな俺たちゃ得物で、町から人をおびき出す囮にされちまってる、ヒルダにかけるか」
「そうね今のままじゃ、どうにもならないし」
「連続して次々と射ってね、もしダメだったら全力の魔法でぶっ飛ばすから」
弓を構える、ハーピィー18羽の頭部に照準マーク良し射つよ、3人で1射2射6本の矢が飛んでいく、今までは届かなかったのか余裕かましてるな、着弾し炸裂6羽が頭割られて落ちてくる。
よし混乱してる、さらに1射3羽落ちた、距離を取る奴3羽バラバラに突っ込んでくる奴6羽。
「次一斉に打ったら俺は盾をやる、少数の攻撃なんざ弾き返してやっから安心して射ち続けろ!」
3羽落とし次にイルザ姉と2羽撃ち抜く、アスク兄が1羽弾き飛ばしたが剣は届かない、距離取ってた3羽も来たよ。
「イルザ姉どっち射つ?」
「遠い奴を!アスクなら大丈夫よ」
2羽射ち抜くアスク兄に1羽行った。
「ヒルダ私も接近戦に入るから、射てる奴は遠慮なくやっちゃって」
鏃の水素炸裂を解除し短弓を引き絞る、離れて、離れろよ、早く、早くっ、・・よし今っ、2羽の羽根が重なるタイミングで射つ、命中したっ2羽共に落ちる、2人が余裕で止めをさした、アスク兄イルザ姉に駆け寄り抱き着く良かった無事で、膝が震えていた、そして離れてハイタッチ。
町に向かうと大歓声だ盾や鎧叩く音も凄いな、門を入ると町の皆んなも加わり揉みくちゃ魔弾だ魔弾、漆黒の魔弾だ、えっ何?ええっ領主様が弓に名を付ける!!全力で回避してたのに。
お祭り騒ぎの翌日です、ベルタニアからのハーピィーが飢えて襲来する事態は過去に何度も有り被害も大きいのだけれど。
ギルドが強制依頼を発令し準備してたのに、今回は3人で殲滅しちゃった、冒険者から満場一致で我らがパーティを[漆黒の魔弾]と呼ぶようにすると言ってた・・・。
更に領主様から魔弓デア・シュバルツの名を頂きましたよ、ええ、3本同じ名です。
そして俺は今、武器屋さんに居る、なにをしているのか?エルダートレント材を板に加工してもらっているのです。
俺が作ったのを聞くと[漆黒の魔弾]なら黒色の2本と同色同型にした方が良いと領主様が加工賃まで出してくれました。
結局1m30cmで改修して、今回の褒賞はナント金貨150枚だよ、乾杯してカラお祝いの夕ご飯を3人で、並べた3本の弓を見てみると意外と良い感じだった兄妹弓だね。
ステータス
ヒルデノート ツカサ フレイヤ
サキュバス♀使徒 :豊穣の女神フレイ
LV 3→4 P:10→5
HP 30
MP 100→150
体力 15
魔力 10→15
敏捷 100
幸運 100
装備
ダガー
魔弓デア・シュバルツ
革の鎧
サキュバスインナー
特殊能力
弓術 LV1:スキル[連射]
魔術 LV6:スキル[土:水:火:風]
魅了 LV1:スキル[異性:同性]
吸収 LV1:スキル[HP:MP]
空間 LV6:スキル[探知480m:幻術:照準:誘導]
鑑定 LV1:スキル[生物:鉱物]




