11話 パーティーで夕食です
射落とした鴨を拾ってイルザ姉に処理の方法を聞いた、首を切って血抜きをしソノままギルドに持っていけば買い取ってくれるらしい。
自分が食べる場合はギルドで料金を払い解体してもらうか自ら解体する、教えてイルザ姉お願いします、その辺りの木に鴨を吊るし首を切り血が出たところで内臓を取り出してすてる、後は帰ってから調理だ。
「そういや驚愕の連続で昼飯忘れてたぜ、町に返ってそのまま夕飯にするか」
「そうね調理に時間が掛かるし」
町に戻り買い物です、アスク兄は家に着替えに帰ったよ、家に帰り着替えてフレイに狭間の家から調味料や香辛料を取ってきてもらった、イルザ姉宅で作成中の調味料は夕食に間に合わない。
狭間の・・言いにくいなフレイ神殿と呼ぶか、では、この体は生きれない、絶対無理じゃないけど例えるなら息を止めて水の中を歩くかんじ、息が切れるとお亡くなりです。
何故知ってるか、ステータス画面に入り口が出来たので何処でも拠点がある生活を求め転生前の感覚で入ってみたんだ。
死ぬかと思ったし、死ぬほど怒られた、いきなり水で呼吸したらこうなる感じ、調味料などカゴに入れて手が届く範囲に置いておこう。
イルザ家に戻りキッチンの魔改造、魔道具のコンロと並べて石の箱4つ増設、中の溝に石の網投入、上と下の溝に火の板を入れると魔力オーブンの完成、なんでも焼ける優れものMP量調整で火加減も完璧、フレイ神殿で実証済みの自信作です、そろそろ粘土の補充をせねば。
今日はコンソメもどき味のポトフにパセリを入れて、バジル風味の鴨のロースト、そしてガーリックトースト、簡単なのですぐに出来た。
もうね塩味だけで数日過ごすと作るだけでテンション上がる、まあ俺が食べたかったからね。
アスク兄がお酒を手土産として持ってきてた、ちょっと意外だ、実は気を使う人?取り敢えず乾杯、俺は飲んじゃダメなの、2人が酔ったら呑んでやる、まあいただきます。
料理は好評だった、フハハハ塩味オンリーと比べたら革新的だろう、でもちょっとやり過ぎた、アスク兄に朝ご飯を懇願された、まあ2人分でも3人分でも手間は大して変わらないからね、パーティーメンバーで朝ご飯食べながらミーティング、良いかも。
以外と2人が一番感動したのがパン、話しを聞いて納得した、普通は作り置きして冷めた物をそのまま食べる、焼き上がったものは冷まして作り置きへ、このローテーション、何故に焼きたてを食べない!バターやチーズを使う発想も無いし食べる前に温めない、まあフライパンで温めても確かに美味しくないな、明日の朝ご飯はチーズトーストにしよう。
お酒も呑んで明日からのこと、短弓で魔法を使うから120mまで百発百中と言ったら即座に射撃手決定、俺が後衛、アスク兄が前衛で盾、イルザ姉が前衛で遊撃に決まった。
不思議に思ってた事を聞いてみた、何で少人数なのか、人数増やせば危険度は下がるのに?簡単な事だった報酬の問題、普段はそんなに稼げないから冒険者は大体2〜3名の戦闘職でパーティーを組むらしい。
普段の魔法職は個々で内職し要請が有ればパーティーに入る、でもポーションや魔道具作製で楽に稼げるため外に出たがらない、そして魔法職が絶対必要な依頼は滅多に無い、まあ安全に稼げるならそうなるよね。
そして戦争や魔獣の大量発生などはギルドから強制依頼が発令される、大部隊でもパーティーは一緒に行動して1つのユニットとして全体に組み込まれる、5年に1度くらいの頻度であるみたい。
それにしても2人が弓の腕前を褒めてくれる、どうも長距離で確実に仕留める狙撃手は貴重みたいだ、でも2人も80mくらい行けると思う。
「120m先まで探知出来るから遠距離攻撃を増やさない?アスク兄イルザ姉も弓使ってから盾や遊撃に入ったら良いと思うんだけど」
「私の命中率はそんなに良くないから無理よ、50mで半分くらいよ」
「俺もそのくらいだから数削れねーぞ」
「そんな事無い、エルダートレントの短弓であんだけ当ててんだから、もっと構造進化させて2人の専用弓を作ろうか?」
「本当に、嬉しいけどあれってヒルダ専用で秘密にしたいんじゃなかったの」
「良いよ秘密にしてくれるよね?特にアスク兄」
さて明日から冒険者見習いとしての一歩めだ、実は焦ってた、フレイは何も言わないけど使徒として働いてもらいたい事があるはず、だけど今はLV2で死亡確実だ、早く強くならないと。
それはそれとして今晩も祈っときますか、美味しい食事の為に。




