ゲーム6本目 花畑にて
私情で更新遅くなってます。
1週間に一回ペースで頑張るのでよろしくお願いします。
探し始めて約30分町のはずれにある花畑にサナミはいた。
花の冠を楽しそうに作っていた。
というか、あの花って冠できないやつなんだけどよくできるな。
「おーい、サナミー」
「〜♪ ん? あっ、勇者くんだー!」
「その花って冠できないで有名なやつだよな?」
「そうだよー! だけど私にかかれば綺麗な冠に!!」
「……赤じゃなくて白とかピンクの方が似合うぞ。」
「わかった!白とピンクをいっぱい使う!」
「おう、頑張れよー」
そう言って俺はこの場を立ち去ろうとした。
って、あれ?
何か忘れてるような?
……手帳見るか。
・幼馴染に話を聞こう!
そうだ、話を聞くんだった。
俺は帰ろうとした足をサナミの方に向けた。
「サナミーお前の話を聞かせてくれ。」
「私の話? いいよー!」
そう言ってサナミは俺の方に向き直った。
「あれでしょ? スライムとの死闘の話でしょ?」
「なんで、スライムと死闘を繰り広げてるんだよ!?」
「違うの? それならあれだ! ゴブリン誘拐事件!」
「ゴブリン誘拐されるの!?」
「えー全部外れかー ……これだ! オークオークションの話だよね!!」
「なんか言いにくいオークションだな!?
って違う!! 俺に話すことがあるんだろ?
地味に気になるやつばっか言いやがって!!」
俺が一息で全てを言うとサナミはうーん?と唸りだした。
「んー、勇者の剣の事かなぁ?」
「……それだよ!! その話を聞かせてほしい。」
「確か勇者の剣にはその勇者にあった特殊能力が授けられるんだって!」
「特殊能力か……」
テレポートとかがいいなぁ。
すぐに帰ってきてゲームが出来るし!
「ねぇ、勇者くん! 私のことをパーティに入れてくれないかな?」
「えぇ!?」
▷幼馴染 の サナミ が 問いかけてきた
勇者はどうする?
はい
いいえ
あれなんでいいえの隣が空いてるんだろうか?
もしかしてレアキャラとかレアアイテムとかの可能性が!?
ここは空白を選択だ!
▷ を 選択した
???が呪文を唱えた
「暗黒窓布よ!我とその者を覆いたまえ!!」
なんだ? いきなり呪文を唱えたぞ?
なんかヤバそうな雰囲気がするな。
とりあえず、煙が晴れるまで待つか。
勇者手帳
・長老に話を聞こう! ✔︎
・ライバルに話を聞こう! ✔︎
・ 幼馴染に話を聞こう! ✔︎
・ 町の外れの祠に向かおう!
・勇者の剣を手に入れよう!
・旅に出よう!
残り半分のイベント頑張らないとな!
いや旅に出ないから半分くらいかな!