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母は強し、勇者は弱し  作者: しおころ
4/7

ゲーム4本目 パーティ増えました

……どうしてこうなったんだ?

ちゃんと旅立つまで見張ると言って一時的にパーティを組まされてしまった。



……ん? もしかしたら俺が駄々をこねていればついてきてくれるんじゃないか?


そうすれば、戦闘は楽になるし、目を離したすきに買いに行くということもできる!!


もともと組むパーティでも1人空いてたしちょうどいいかも!


いや、だめだ。

俺は最初で最後の仕事と決めたんだ。

隙をついてやる!!



そう思っていたが、勇者手帳を取られてしまい始まりの町でのやることを把握されてしまった。


・長老に話を聞こう!


・ライバルに話を聞こう!


・幼馴染に話を聞こう!


・???に向かおう!


・???を手に入れよう!


・旅に出よう!


この???はなんなんだろうか?

とりあえず、背中が痛い。


まず最初にやることは長老の話を聞くことなので、ずるずる母親に引きずられている。



そして、長老の家の前に着いた。

この目の前で偉そうにしているお爺ちゃんが長老だ。

いつもは隣に幼馴染のサナミがいるのだが、今日はいないみたいだ。


「勇者よ! よくぞきた!!」

「こんにちは」

「この町の外にある祠に向かうのじゃ!!

よいな? 町の外の祠じゃぞ!」

「……それで、どうするんですか?」

「そして勇者の(つるぎ)を手に入れるのじゃ!!」

「ふむふむ、その後に何をするんですか?」

「そして勇者の(つるぎ)を手に入れるのじゃ!!」

「……聞き込み完了!!」



長老の話を聞く用事は終わったから、次はサナミとあいつに話を聞けばいいんだな。

勇者手帳を確認しないとな!


・長老に話を聞こう! ✔︎


・ライバルに話を聞こう!


・幼馴染に話を聞こう!


・町の外れの祠に向かおう!


・勇者の(つるぎ)を手に入れよう!


・旅に出よう!


おー! 記号だったところが読めるようになってる!!

なるほど、冒険を進めれば読めるようになってくるのか……

いや俺は冒険しないけどな!!

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