涙溢れ、声嗄らす
涙溢れ、声嗄らす
今日別れのとき
思い出在る学校との別れのとき
仲の良い友との別れのとき
お世話になった先生との別れのとき
愛している人との別れのとき
涙溢れ、声嗄らす
大切なものを失ったとき
この世で一番の宝物
いつも見えていた風景
毎日そばにいた愛しい人
今まで追い続けた自分の夢
涙溢れ、声嗄らす
人を知ったとき
何故争い続ける?
何故人を傷つける?
何故人の命は儚いと嘆く?
何故綺麗に笑える?
何故他と比べる?
何故自分を否定する?
何故他のものを受け入れない?
何故現実を見ようとしない?
何故心を隠す?
涙溢れ、声嗄らす
この世を見まわしたとき
いつから争い始めた
何故この空は汚れた
何故この大地は汚れた
何故この海は汚れた
人を信用できなくなった者達
周りの人を愛せない者達
今も傷つき亡くなる人達
喜びも知らぬまま死んで逝った子供達
涙溢れ、声嗄らす
自分がなくなったとき
意思がなくただ従うだけ
笑みも作りもの
怒りもせず
泣きもしない
楽しいと感じない
感情を出せない
自分が分からない
涙溢れ、声嗄らす
この世のすべてに告ぐ
出合いあれば別れあれ
転んでも立ち上がるだけ
ただ前を見て一歩ずつ歩く
自分を好きになること
努力して頑張れば良いことがきっとある
時には休むこと
自分を大切にしなさい
自分から間違っていることを止めるということ
何でも話せる友を作れば恐いものなし
人を愛するということ