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1〜指フェチの苦悩〜
初のbl小説!
初めましてスミレです!
今回、チキンな主人公の初恋を描いていこうと思います!
拙い文章ですが、お付き合いください!
初めは、その指に触れてみたいと思った。
俺の前の席の人はやたら背が高く、綺麗な指をしていた。長く、少し乾燥気味の無骨な指先。
あの乾燥気味の指先にハンドクリームを塗り込んでやりたい。
そう思いつつ、指を眺めていた。
俺は指フェチなんだ。あの完璧にケアされてない、無骨な指はもろ俺のストライクゾーンだった。
ほら、完璧じゃないところが完璧ってよく言うだろ?
とにかく俺はその人と仲良くなって、指を触らせてもらおうと思った。でも出来なかった…
俺チキンだった…。知らない人に話しかけるとかハードル高過ぎだわ
俺の野望はあっけなく散った…
そんな四月の悲しい思い出
見てくださった方、ありがとうございます!
これからも頑張りますので、よろしくお願いします!
私は指フェチです!
手荒れの酷い方にはもれなく私がハンドクリームを塗り込んで差し上げます!!
…冗談です。指先のケアはこまめにすることをおすすめします