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フェアリー

   フェアリー


 「<妖族>、フェアリー」

 内容が変わる。

 今度の項目は、十二あった。<地>・<水>・<火>・<風>・<樹>・<雷>・<氷>・<時>・<光>・<闇>・<無>・<滅>のようだ。

 この十二の項目は、属性となっている。一般的な<妖族>は必ず一つの属性がある、というか『属性から発生している』と言った方が正しい様で…。

 結論からいうと、<妖族>は<属性族>と言い換えても間違いでは無い存在らしい。

 この属性を選ぶと<スキル1>と<種族特性2>が自動で決まってしまう。重大な項目だ。(<種族特性1>はフェアリーを選んだ時点で<浮遊>で埋まった。)

 「聞いた事無い、属性があるな…」

 十二の内十は、まあまあ想像が出来なくも無い。

 が、<無>・<滅>は…。

 考えても仕方なさげなので、さっさと言う。そうすれば分かるのだから、時間の節約節約。

 「<無>・<滅>」

 テンションは限りなく低く、メンドクサイ。この仕様って、変更不可かしら?変更出来たら、そっこうするのに…。

 ままならない。

 っと、考えてる間けっこう待ったが、情報がちっとも変わらない。

 不思議に思いながら、言い方が悪かったのかと、もう一度言ってみた。

 「<無>・<滅>」

 暫し、待つ。

 変わらない。

 …変わらない。

 おい!こら。

 ヘルプ機能どこいった!責任者出てこいやぁー!

 先に進めないじゃ無いか。進めさせない気か?どんな鬼畜仕様だ。

 だが諦めん!諦めないんだからな!今まで音声起動が出来ていたのに、突然出来なくなった理由…。

 接触起動?

 触るが安定のすり抜け。

 「違う…か」

 難しい事は無いハズ…<ヘルプ>なんだから、助けてくれる仕様な、ハ・ズ!

 ……攻略本が欲しい。 

 


 「<地>・<水>・<火>・<風>・<樹>・<雷>・<氷>・<時>・<光>・<闇>・<無>・<滅>」

 数打ちゃ当たる方式で、全ての属性を読み上げる。これぐらいしか思い付かなかったのだ。何か一つでもヒットすれば、手がかりが得られるだろう。

 どうだと、変化をうかがう。

 すると直ぐに内容が変わった。

 <地>・<水>・<火>・<風>ー『下属性』四大元素に基づく一般的属性。主なランクは1。選択可能。

 <樹>・<雷>・<氷>・<時>ー『中属性』下属性からの派生属性。経験を積み、ランクを上げると取得可能。主なランクは2。

 アテンダント先の情報を精査ー選択可能。

 で、終る。

 ようは<無>・<滅>と他二つは選べないと言うことか…。そして、あたしはチートだったのか……。

 ランク2ってどんくらいだろ?



















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