第五話「散歩」
四話書き上げたあと、勢いで書きましたw
次はいつか分かりませんが、お付き合いお願いします。
では、どうぞ!
お楽しみください。
気付いたら友と異世界
第五話「散歩」
力は正義っていう世界らしい。
ヒデのゴーレム化から一ヶ月。俺たちは持てなされている。特にヒデが。
対峙したエルフが世話焼き女房の如くヒデに構う。もう新婚かよっと言ってしまうぐらいに構う。
下の世話までさせてるんじゃないかと俺たちが邪推してしまうぐらいに構う。見てて羨ましい。
だからといって、俺たちにそんなエルフがいないわけじゃない。
俺たちも対峙しました。したいというエルフの要望に答えて。
結果、俺たち全員の勝ち。この若返った体が強すぎました。怪我させないのが大変なほどでした。
犬もどきとやったときになんとなくは分かっていたけど。
で、分かったこと、俺、ノリ、カナメは魔法が使えません。脳筋です。
魔力の動きは三人とも何となく分かるのだけども使えません。
ゴーレムニドウスル?
ライソウドウスル?
ソラドウスル?
片言ながら使えるようになったエルフ語で聞いてみるも、感覚派のエルフさんたち。
ムンとかエイとかズビューンとかさっぱりな返答しか返ってきません。
この残念エルフのアマゾネスどもが!
魔法を目の前にして使えないって悔し涙しか出んわ!
そういうわけで俺たち脳筋組はやや不機嫌である。
対照的にご機嫌なのが、ヒデ、エイ、ヒロの三人。
こいつら魔法が使えます。ゴーレムも、雷槍も、空だって飛べるのである。魔法って便利ね。
三人に聞いてみました。どうやったら魔法が使えるのか?
エルフのやる通りやったら使えるよって、それが出来ないから聞いとるんじゃあああ!
見よう見まねで魔法は使えるそうです、はい。
腹が立つので殴りかかりました。脳筋三人で。
やつら空飛んで逃げやがりました。上から雷槍です。当らなければどうってことはないって感じだったけど、族長ロリにえらい剣幕で怒られました。
そりゃ、村の地面に雷槍で大穴空ければね。
後衛三人はヒデを筆頭に極上のもてなしを受けている。
脳筋は普通。といってもエルフの付き人がいて普通じゃないだろう、どう考えても上等だろうと冷静な自分がいるんだが、納得出来ないこともあるんだ。
どうして俺だけロリエルフ?
なんでこの子、俺に挑んできたの?
俺は自分の膝の上に座っているロリエルフことナーニャに飯を食わせながら溜息をついた。
可愛い子ではある。ちゃんと世話してくれるし、甘え上手だし、だからといって見た目が十歳。手出せるか!中身は俺と同じ四十歳の合法ロリだとしても!本人がオーケーだとしても!夜な夜な隣から嬌声が聞こえてきたとしても!元の世界の妻子が浮かぶんだ!
そんなやせ我慢の一ヶ月。
夜は飯食って寝るだけの異世界。
このあとナーニャの猛烈アピールが待っているか思うと俺は溜息をつかずにはおれない。
もう添い寝が当たり前になっている。お休みのキスも当たり前になっている。ナーニャの自慰行為も当たり前になっている。もう今夜こそ駄目かもしれない。
ベットに入らず、また夜の散歩でもしようかと考えてしまう。
この世界に月も星もないけれど、夜の風情はある。
青白い世界の森は幻想的で、異世界感たっぷりなのだ。
その中で目的もなく歩く。
チートなこの体のおかげで魔物の脅威は感じない。
むしろ、戦うのが楽しいぐらいだ。
「散歩」
飯を食い終わり、俺はそう言って出かけた。
青い世界にナーニャがいた。
一糸纏わぬその姿は綺麗で俺は手を出した。
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