Guide.1 第一章について
アイコンはキャラメイクファクトリー様にて作成しました。
『世界観が解んなくてチンプンカンプンだっつーの。もーちょい噛み砕いて言えや』
「……という人のため、トークしつつ、章ごとに挟むことにしたコーナーだ」
「まぁな。さて、じゃあ早速始めていこうか。まずは世界観についてだ」
「そこら辺はややこしいんで、今回は俺達のいるこの世界について解説しよう」
『アジャーとウィジャー』
「この世界には二つの大陸がある。西側がアジャーで東側がウィジャー」
「その前に、まず説明しますと……二つの大陸があるこの星は地球と変わりません。周りの惑星も同じ、月も同じ、太陽系のうちの一つです」
「……んで、二つの大陸以外に島はない。実にシンプル、世界地図が書きやすいな」
「アジャーの説明は今回は置いておいて、ウィジャーの説明をしましょう」
「ウィジャーとは、いわゆるファンタジーの世界です。エルフがいて、魔法があって、魔物がいる。ただ王道から外れているのが、一部の近代化です」
「アジャーには魔法も魔物もなく、科学的発展を遂げました。ウィジャーはその発展を最大限利用しているんですね」
「……つまり、アジャーには魔法が使えないけど、ウィジャーはアジャーの技術を使えるってことか? ずるいな、ジャイアン状態じゃないか」
「ま、まぁ……歴史を見れば、それでも仕方ないくらいなんですけどね」
「それで、世界観について簡単に言うと、【科学と魔術が発展しているが、お互いに隔離されている世界】って感じですかね」
『ファルシオン魔法学園都市』
「この世界における魔法とは具現魔法。理屈なんか知らなくても、魔力さえあれば誰でも使えるんです」
「ファルシオン学園の卒業者は、ほとんどファルシオン聖騎士団という組織に行くんです。学園では実戦や、魔力制御、精神教育が主なんです」
「騎士になりたくない奴が来ないから、一つの校舎で足りるんだな」
「「引き続き、ファルシオン学園の闘争記をお楽しみください」」