中国戦線
久しぶりの投稿となりましたが見てくれている人がいましたら幸いです。
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1942年、中国軍は満州地域に攻め込んできたので満州地域の防衛を担っている関東軍は直ちに部隊を動員させて住民の避難と遅滞戦闘を行うべく準備を進めていった。
「まだ住民の避難は完了をしていないのか」
関東軍参謀総長を務めている東條中将は廊下を歩きながら部下からの報告を聞いていた。
「はい、突然の出来事だったようでして国境付近の街や村も混乱状態との事です」
「野蛮な中国人の事だきっと住民を暴行したり虐殺したりするに決まっておる。良いか準備を済ませた部隊から先に出発をさせよ交戦規定は中国軍を確認したら撃て、それと住民を保護したらすぐに救出をせよ。これらの命令を徹底させるんだぞ」
東條は歩きながらも指示を出していき的確に命令を出していく。
大連の駐屯地を出発した部隊はトラックから降りると目の前の惨劇に言葉を失う。
「おいこれマジかよ」
目の前の村は炎が放たれたのか所々焼けており道には殺された住民の遺体もあった。
「酷い事しやがるな」
「だな、中国人は野蛮だ」
兵士達は村の捜索を始めていくも村には人の気配は無くただただ静粛が広がっていくだけだった。
国境沿いにある街では初期対応のためにやってきていた1個小隊がいて汽車を走らせるべく動いていた。
「小隊長!もう満杯です!」
「詰め込んででもいいから乗せろ!!」
小隊長の林は汽車にもう乗せられないと言われたが詰め込んででもいいから乗せろと言った。中国軍はいつ何時やってくるのか分からないので今ここで汽車が出てしまったら駅にいる市民が取り残されてしまい中国軍の虐殺に遭ってしまうのは目に見えていた。
「増援はまだ来ないのか」
「付近の駐屯地からでは時間がかかってしまうとのことです」
部下からの報告を聞いた林は苦虫を噛むような顔をする。
「とにかく市民を詰め込めるだけ乗せろ!増援がくるまで耐えるしかない」




