0.お嬢様と愉快な仲間たち (登場人物紹介 その2)
タッタカタタタタタターン!
パパパーン!
「こんにちはー。案内役のクレナです」
「同じく、案内役のキナコですー!」
「まもなく、魔法学校高等部編がはじまりますよ~」
「はじまりますよー」
「さて、その前にお約束の……コホン」
「お約束のこのコーナーを始めるよ!……ご主人様、ご主人様。大変ですよ!」
「なぁに? キナコ」
「中等部編でも、登場人物が増えてきて。名前を見ても登場人物がわからないよ!!」
「まぁ、台本の棒読み、ありがとうキナコ!」
「ふっふっふ、そんな悩みをお持ちのアナタ!」
「アナタ!」
「高等部編がはじまる前に、中等部編で登場したキャラをちょこっとだけ紹介します!」
「紹介しますー!」
「ハーイ! それじゃあ」
「せーの!」
「「どうぞー!」」
<クレナと生徒会>
●グラウス・ミューゼンバーグ
「一人目は、ゲームでは攻略対象の一人だった、グラウス先輩です」
「ご主人様に告白した人だよね。これもご主人様がたらしだから……」
「ち、ちがうからね。それにちゃんと返事も返したからね!」
グラウス先輩は、ファルシア王国宰相の息子で、ゲームでは攻略対象。
長い水色の髪と顔立ちがキレイだから……美人のお姉さんに見えるんだけど。
セーラー服着ても違和感ないんじゃないかなぁ、なんて思ったり。
それと。ゲームでもこっちの世界でも、変な推理マニア。
でも、すごく優しくて頭の回転がはやくて素敵な先輩です。
―― コメント:クレナ・ハルセルト
●ティル・レインハート
「キナコは、ティル先輩に告白されてたよね?」
「……ご主人様に似てるからだと思うけど。ボクの姿ってご主人様とそっくりだし……」
「ティル先輩が告白したのは、キナコなんだからね?」
ティルくんは、騎士団長の息子なんだって。
どんな姿かっていうと、短くツンツンとさせた赤髪に、赤い瞳だよ。
ご主人様は、ゲームの中で一番人気のあったキャラって言ってたけど。
果物をたくさんプレゼントしてくれるからかな?
―― コメント:キナコ・ハルセルト
●ファニエ・キュリス
「見た目が前世の日本人っぽくて親近感わく、カワイイ先輩です!」
「言葉遣いがすこし変わってて、語尾に「じゃ」とか。自分を「妾」とか言ってたりするよね」
長い黒髪の姫カットに、灰色の瞳をしています。
童顔なので、よく年齢より年下にみられるそうですよ。
ファニエは、他の人の恋愛感情に気づくのに鋭いんですよね。
僕の推理といい勝負かもしれませんね。
―― コメント:グラウス・ミューゼンバーグ
<クレナとハルセルト家>
●ナナミ・ハルセルト
「この世界に転生してきた、可愛い私の妹! 本物の星乙女、ナナミちゃん!」
「乙女ゲーム『ファルシアの星乙女』の主人公に似てるらしいですね」
「似てるっていうか、どうみても本人だから!」
黒髪のストレートは、肩の上までの前下がりボブスタイル。
印象的なぱっちりとした大きな黒い瞳に、長いまつ毛。
ゲームの中から抜け出したみたいに可愛らしい女の子。
すごく表情豊かで、さすが、ゲームのヒロインって感じかな?
お姉ちゃんは、ナナミちゃんの恋を全力で応援するからね!
―― コメント:クレナ・ハルセルト
<クレナと貴族社会>
●イザベラ・アランデール
「元アランデール公爵家の令嬢で、今はパン屋の看板娘、イザベラちゃん!」
「最初はライバルみたいだったのに、今ではご主人様と仲良しですよね」
イザベラは、元アランデール公爵家の令嬢だよ。
赤いクルクル縦ロールの髪に、印象的なエメラルド色の瞳。
最初は、生意気な悪役令嬢だったけど、今ではすっかりクレナちゃんに懐いたらしいね。
そうそう、この間。
クレナちゃんと一緒に楽しそうにパン屋でバイトしていたよ。
まぁ、元々悪い子じゃないんだろうな。
……クレナちゃんの人タラシっぷりが……少し怖い怖いけどね。
―― コメント:ガトー・グランドール
●グラット・アランデール
「ファルシア王国の元公爵です。今はパン屋さんの店長さん」
「クーデターを起こして、ハルセルト領に追放されたんだよね」
クーデターを起こして追放された、元アランデール公爵。
人のよさそうな垂れ下がった目と、白髪の紳士。
夢だったパン屋さんを開店して、今ではものすごく優しいパン屋のおじさん。
バイトに行くと、お土産にパンをたくさんくれるので恐縮しちゃうけど。
ちなみに、イザベラ以外の親族も、このお店で働いてて。
今では、みんな顔なじみだったりします。
―― コメント:クレナ・ハルセルト
<クレナと帝国>
●アリア・ガルツワット
「東にあるアイゼンラット帝国の第一皇女はアリアっていうんだって」
「あの国……影が濃くて、ボク嫌い」
銀色の髪に、青い瞳。
まだ子供っぽい、可愛らしい顔立ちの女の子。
うーん、この子も私の好みなのよね。
真面目にいろんな悪だくみを考えてるくせに、どこか抜けてて。
憎めないのよね。
妹がいたら、こんな感じかしら?
―― コメント:サキ
●サキ
「サキさんは、ダンジョンで出会ったすごく美人の魔人さん。……ちょっと……ううん、かなり苦手かな?」
「ご主人様、キスしたんだもんね」
「キナコ! それ秘密っていったでしょ!」
魔人のサキは、紫色の長い髪に、赤い目。
頭には羊みたいな角がついているわね。
同性の私が、おもわずドキッとするくらい美人だわ。
頼れるお姉さんのような存在なんだけど。
可愛い女の子が大好きなのが……問題よね。
―― コメント:アリア・ガルツワット
●ジョシュア・ガルツワット
「アイゼンラット帝国の皇帝の名前だったかな? 帝国ってゲームでは最後に滅びちゃうんだけど」
「ご主人様、帝国はなにか企んでるかもしれないから、油断は禁物だよ!」
アゼンラット帝国の皇帝で、私のお父様よ。
私にすごく甘くて、言うことを何でも聞いてくれるわ。
別名剣帝ってよばれるくらい、強いみたいだけど。
確かゲームでは大剣を使ってたと思うわ。
まぁ、この世界では。
お父様が戦う前に、私が王国なんて滅ぼして見せるわ!
―― コメント:アリア・ガルツワット
「いかがでしたか? 今回は中等部で登場したキャラ紹介でした~」
「ご主人様、ご主人様! 大変ですよ!」
「なぁに? キナコ」
「高等部編でも、新しい登場キャラが増えるみたいですよ!」
「キナコ、台本をずっとみてるよね?! セリフ覚えてきてないよね!?」
「前回も、声だけだったからバレなかったですよ、ご主人様!」
「それでは、高等部編の登場キャラが揃ったらまたご紹介しますね」
「紹介しますねー!」
「それじゃあ」
「ハーイ! それじゃあ」
「せーの!」
「「またねー!」」




