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それからと
かなり短いですが投稿しちゃいます。
事故のあった後学校で説明会みたいなのが開かれてたようだったけれど結構怒声が、なりやまなかったみたいだった。普通に行ってきますと言って出ていった子が結局かえって来なかったのだから仕方のないことかもしれない。
その時に僕は言い知れない無力さを感じた。……と同時に周りからインフルにかかっててよかったわね……とも嫌み混じりに言われていた。
日も進んで怪我の軽かったクラスメイト1人、2人戻ってきたけれどゆーきは戻ってこなかった。
ゆーきの居ない日常。
僕はクラスでおしゃべりに興じることもなくただ、淡々と過ごしていた。ただ、たまにどうしようもなく、無力感に苛まれて朝起れない日もあってそんな日は親に言って学校を休ませて貰っていた。
そんな日々を一年半ほど過ごして僕は学校を卒業した。高校は校区から離れた寮のある高校に進学した。何となく……本当に何となくクラスメイトとは関わりたくないなそう思った。