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Code.10 Invasive

 耳慣れた音叉の透明な音が、スパークの弾ける音と絡まり合って肥大していく。

 急停止した車から、数人の人影が降り立ったところへ、ディルクが口腔からフォトン・シェルを吐き出し、素早く上空へ向けて羽ばたいた。

 爆風で吹き飛ばされないように歯を食い縛り、ディルクの足とヴァルカの手首を握り締める。

 だが、限界は唐突に来た。急に力が入らなくなって、ディルクの足を握っていた手がすっぽ抜ける。

「げっ」

「えぇっ!?」

 悲鳴を上げたのは、エマヌエルの手だけを握っていたヴァルカだ。

「えっ、ちょっ、何!? 何で放してんの――――!?」

「……悪い、こっちのリミットみてぇだ……」

 先刻まで普通に動けていたのが嘘のように、全身虚脱状態になっている。頭より身体で察したのか、ヴァルカがエマヌエルの身体にしがみつくように抱え込んだ。

 どうするどうする、と思っているのが気配で分かる。エマヌエル自身そうだからだ。だが程なく、ボフッと言う音と感触と共に、不安定な浮遊状態が終わった。

「――大丈夫か」

「もう動けなくなったのか?」

「……そうみてぇだな」

 もう自力でディルクの背にいることはできないエマヌエルを、ウィルヘルムとヴァルカが両脇で支えてくれている。

「……どーゆーことだよ」

 逆ギレに近いと分かってはいるが、ジロリとウィルヘルムをめ上げてしまう。

「詳しいことはあとでゆっくり話そうや。ディルク」

 苦笑混じりにウィルヘルムが水を向けると、ディルクは余計なことは一切言わずに、

「どこに行く?」

 と返した。

「このまま飛べそうか?」

「問題ない。元の鷹のままでも、人並みには見えていたが、今は夜目も利くようになったからな」

「そっか。リヴァーモアの首都に行きたいんだ。分かるか」

「任せろ。その代わりと言っては何だが、ヴァルカとウィルヘルムは取り敢えず、地上に降りるまででいいから眠らないでくれぬか。恐らく自力で掴まっていられないと落ちるだろうから」

 自分のことを言われているのはすぐに分かった。悪い、と口にしたのが夢か現か。判断できない内に、エマヌエルの意識はあっさり遠退いた。


***


 次に気付いたのは、聞いたところによると、翌日の夜になってからだった。つまり、丸一日、意識が飛んでいた計算になる。


『ヴァルカと初めて会った日のあとの治療、実は中和剤使ってねぇんだ。知ってたか?』


 目覚めたすぐあとそう言われて、記憶を手繰った。


『……点滴はしてたよな。今もだけど』

 答えながら、左手に射し込まれた点滴の管に目が向く。

『あれもこれも、本当にフツーの点滴だ』

『……あんたが言うトコのフツーって何』

『まあ、端的に言や、傷を治す為の薬とか栄養剤みたいな』

『ふーん。で? 何でマグネタインの中和剤は使ってなかったんだ? 俺と初めて会った時は使ったよな』

『あの時は本当に応急措置的に使っただけだったし、当時即席と思い付きで作った中和剤の影響については、俺もうっかりしたことに無頓着でさ、調べるのを後回しにしてたんだよな。だから、今回使うのは正直不安しかなかったんだが……』

『……うわ、怖。そんなモン、よく平気で患者に渡すよな、マジで』

 ウィルヘルムは、やや目を逸らしながら、火の着いていない煙草を指先に挟んで『それについちゃ反論しねぇ』とモゴモゴ言って話を戻した。

『とにかく、お前が今目ぇ覚ます前に、一通り検査はした。血中のマグネタイン濃度は今五十パーセントってトコだ。普通に抜けるには数日見りゃ余裕だろうけど』

『そんな余裕、なくないか? ヘンな……EXSYイグズィーって組織、簡単には諦めねぇと思うけど』

 言いながら、エマヌエルはふと、キャンピングカーの中でウィルヘルムが話していた内容を思い出していた。

『……確か、この病院のこと、あんた結構喋ってたよな。オーディオもホログラムもオフになってたけど、ヴィンツの奴、絶対聞いてたぞ。もしキャンピングカーがお釈迦になっても奴が生きてEXSYのシュヴァルツって女のトコに戻ってたとしたら……』

『その辺は抜かりアリマセン。ディルクの背中から連絡して、元の住所からは移動しといてもらったから』

 で、ここはその移動先だ、と言われて、エマヌエルは『はあ?』という間抜けな声と共に、盛大に眉根を寄せた。他方、ウィルヘルムはシレッとした顔で淡々と言葉を継ぐ。

『俺もうっかりが続いてかなりシマッタとは思ったんだよなー。だから念の為にシリルの緊急用の捨て番に連絡してさ、待ち合わせ場所決めて、前から準備中だった避難シェルター付きの住所に移動してもらったんだ。費用とかはこっち持ちの後払いで』

 この最後尾の言葉に、エマヌエルは眉間のしわが増えた気がした。

『……あんた、何ヒトが寝てるあいだに借金増やしてくれてんだよ。つか、それ俺の責任か?』

『責任の所在言い出したらキリがないし、今回は折半ってことで』

 エマヌエルは、開いた口が塞がらない気分になった。が、結果が出たあとで、ああだこうだと言っても始まらない。

 溜息混じりに『分かったよ』と挟んで続けた。

『反省会は、コトがホントーに全部済んでからしようぜ。同じテツ踏まねぇ為にな』

『賛成だ』

 指先に挟んだ煙草を、おどけた仕草でヒョイと持ち上げる彼を横目で見ながら、エマヌエルはもう一度溜息をいた。

『……で? 血中のマグネタイン濃度は分かったよ。ほかに何かあるか』

 ウィルヘルムは、表情を真顔にして口を開いた。

『例の、即席マグネタイン中和剤だけど、もうよほど緊急じゃない限りは使えないな。さっき言った通り、その後の調査をおざなりにしてたんでこの機会に調べてみたが、あの薬、どうも習慣性があるらしい』

『……使う毎に効き目が弱まってく、みたいな?』

『ご名答。だから、別の方面から中和剤の代わりになりそうなモンも研究してみるけど、生活の合間だし、でなくても普通、何かの治療薬もおいそれとは仕上がらない。本気で最後の忠告だぞ。もう絶対にマグネタイン弾食らうなよ』

『……りょーかい。俺もそう何度も自爆ナマス斬りになったり動けなくなるのも、気ぃ進まねぇからな』

 肩を竦めて『ほかは?』と訊ねる。

『そうだな……ほかは検査の結果がまだ精査できてねぇんだ。少し待ってくれるか』

『何日くらい掛かる? それに、俺が動けるようになるまで隠れてられる保証あんのか?』

 ウィルヘルムは、煙草をまた口にくわえながら、苦笑した。

『精査は近い内だな。お前が動けるようになるまで隠れてられるかどうかは何とも言えねぇが』

『もし碌々動けねぇ内にEXSYの連中が押し寄せて来たらどーすんだよ』

 今度は、彼は少し考えるようにを置いた。

『……そうだな。マグネタインの中和薬開発と同時進行で行くよ。こんな答えしか返せなくて申し訳ねぇけど』

『……別に……あんたが悪いわけじゃねぇだろ』

 どこかばつの悪い気分で視線をさまよわせた時、ふと『あ』と上げた声に、ウィルヘルムが片眉尻を跳ね上げた。

『何だ?』

『ああ、いや……えっと……昨日の昼間……になるのかな』

 エマヌエルは、点滴で塞がっていない右手を無意識に額へ当てる。

『ちょっと……フォトン・エネルギーの出力が思うようにいかなかったことがあってさ』

『何?』

 ウィルヘルムが、煙草を口元から外しながら問う。

『どのくらいの頻度だ』

『暴走直後の休養挟んで、一回こっきり。エネルギーが自分で思ったより増量、みたいな感じだったな。そのあと、薬で動けてたあいだは、おかしなことはなかったと思う』

『そうか……ならあんまり気にしなくてもいいかも知れねぇが、暴走のすぐあとってのが気になるな……分かった。コトが全部落ち着いたら、次の仕事に入る前に徹底的に検査するか』

『その辺の判断は任せるよ――』


 ――ウィルヘルムとそんなやり取りをしてから、早三日が経っていた。

 この三日、いつEXSYから追っ手が送り込まれてくるか、内心冷や冷やしていたが、意外にもそんな気配はない。

「……嵐の前の静けさってヤツかなぁ」

 呼びもしないのにベッド脇に座るヴァルカが、ボソリと呟く。

「……何不気味なこと言ってやがんだ、コラ」

「だってあんたも、もう問題なく動けるんでしょ? いつでも来いって感じじゃない?」

「動けるのは動けるけどさ……」

 ベッドの半分を、椅子の背凭れのように折り曲げたベッドに背を預け、エマヌエルはそっと息を吐いた。

 今日の昼間、検査をした限りでは、血中のマグネタイン濃度は二十パーセントほどにまで減っている。

 もうほとんど動きに制約はなく、少し試してみたがフォトン・エネルギーも問題なく発動できるまでになった。確かに今攻め込まれたとしても、戦うことはできるだろう。だが。

「……俺より、問題はそっちだろ」

 ベッド脇の丸椅子に腰を下ろし、膝を抱えたヴァルカに目を向ける。

 彼女は、本物の外が見えるわけでもない、見せかけの窓のほうへ顔を向けていた。この病室は地下にあるので、壁に窓と、その向こうに『見えたらいいな』と思えるような風景画――天気のよい日の草原と、森の意匠だ――が描かれている。

「裏切り者って定義されたんだから、いつ爆発してもおかしくないんだぜ。検査結果、出たんだろ?」

「まあね。残念ながら、やっぱりあたしの血中には、物騒なモンがグルグルと泳いでたみたい」

 つまり血液の流れに乗って常に動き回っており、大方の予想通り、除去は方法を考えるところから頓挫してしまっている。

「当面はコレで爆破を防ぐらしいわ」

 コレ、と言いながら、彼女はクルリと器用に、臀部を軸に方向転換した。

 彼女自身の指が触れるようにして示された彼女の首には、一見すると、チョーカーとしか思えないモノが巻き付いている。

「……何だ、ソレ」

「ある種の、電波妨害装置。試験会場でカンニング防止の為に、携帯端末の電波妨害する装置があるでしょ。アレの応用みたいね」

「なるほどな。ソレで起爆装置から送られてくる電波を防ぐわけか」

 但し、そのチョーカーもどきで解決したのは、リミットの短縮だけだ。肝心のリミットが解除、もしくは延長更新されたわけではない。

 エマヌエルの顔色から、考えたことを読み取ったのか、ヴァルカは「分かってるわよ」と吐息混じりに言った。

「まだ根本的に解決してないことくらい」

「残りあと十日か……」

「言わないでよ、綺麗な顔して意地悪いわね」

 ヴァルカがジロリとこちらを見て、頬を膨らせる。その顔を、エマヌエルは淡々と見つめ返した。

「気の毒だとは思うけど、謝らないぜ。あんたがあんたなりの方法で生きて来たのは分かってるし同情するけど、俺はそんなあんたの生き方に巻き込まれて死に掛けたんだからな。いい迷惑だ」

「牽制しなくたってもう、あんたやディルクを捕まえようとは思ってないわよ。ほかのスィンセティックを殺して連れてったって無意味になってるし」

「だな。一度裏切り者認定されたんじゃ、首輪付けた側としちゃ、いつまた寝首掻かれるか分かったもんじゃねぇし」

「本っ当に意地悪ね!」

〈今ならまだ間に合うぞ〉

 ふと聞き覚えのある声が割り込んで来て、エマヌエルとヴァルカは同時に目をしばたたいた。

 互いに目を見交わして、それぞれに室内を見回す。

「どこから……」

 今、エマヌエルがいるのは、いわゆる個室だ。

 ベッドが一つ、疑似窓がその傍にあり、ベッドと窓の間にヴァルカが座っている。

 空きスペースに、見舞い客が来た際のテーブルセットが一式、その傍にはチェストと冷蔵庫がしつらえられている。

 枕元にはテレビが一台。そのテレビの画面が、いつの間にかオンになっており、ホログラム状態の時に一度会った顔が、画面に映し出されていた。

「――ヴィンツ!?」

 叫んで立ち上がったのは、ヴァルカだ。

「どうしてここに」

〈企業秘密だ。それより、今なら間に合う〉

「何の話?」

〈先日、おれはお前に言ったな。裏切り者として、シュヴァルツ博士に報告したと〉

 ヴァルカは、ふと真顔になり、それから瞼を伏せた。

「……そうね、聞いたわ」

〈だが、それは嘘だ。お前に考える時間を与える為の〉

「はあ?」

 眉根を寄せたのは、エマヌエルだ。だが、ヴィンツェンツは一向に構うことなく続ける。

〈ここでエマヌエルとディルクをEXSYに差し出せば、お前は助かる。爆弾のリミットは更新され、スィンセティックを殺し続けることでお前の命は保証されるんだ〉

 ヴァルカの目線は、下を向いたままだ。噛み締められた唇がかすかに震えている光景は、見慣れてしまった感さえある。

〈迷う必要があるのか? お前はお前の命が一番大事だろう〉

「……そうね」

「言っとくけど、同情心から手心加えた挙げ句にわざとられるよーな親切心、俺は持ち合わせちゃいねぇぞ。くどいようだけど、俺だって命は惜しいんだからな」

 彼女の表情は、変わらなかった。だが、画面の中でヴィンツェンツがエマヌエルに視線を向ける。

〈――そうか。だがお前はここで死ぬ。ヴァルカの為に〉

「何だって?」

 眉間のしわを深くした時、エマヌエルは違和感に気付いた。

(……何だ?)

 何だろう、何かがおかしい。

 そう思った直後には、テレビ画面は暗転した。

『――さあ、いいぞヴァルカ。まずはコイツを殺れ』

 ヴァルカが、弾かれたようにこちらを向く。

『何を躊躇ためらっている。さあ、早く』

 動いているのはエマヌエルの口で、声もエマヌエルのモノだ。だが、エマヌエルは自分で喋った覚えはない。

「ヴィンツ……あんた、何したの?」

『コイツの脳内には、ICチップがある。それはコイツ自身に聞いてるな』

「まさか」

『そういうことだ。コイツのICチップからは、洗脳プログラムが飛んでいるという話だったが、その辺りはおれには関係ない。チップさえあれば、乗っ取れる』

「で、……でも、どうやって? 彼の身体にはプラグが付いてるわけじゃないし……普通のUSBメモリだって、パソコンに直接繋がなきゃデータは送れないじゃない」

『特殊なリモコン能力が付いているようなものだな、おれの場合は。サイバネティックすべてにそういう機能が備わっているわけじゃないし、いつでも簡単にできるというわけじゃないが……とにかく、そういう話もあとでゆっくりしよう。コイツの身体はおれが押さえる。マグネタイン弾は使わないほうがいいかも知れないが普通の弾丸でも心臓か脳に命中すれば、コイツだって死ぬ。あとはあの大鷹だな。それと――』

「……ざ、けてんじゃ、ねぇぞ……!」

 必要なことだけ聞いたエマヌエルは、ヴィンツェンツを遮るように、半ば無理矢理喋った。

 『話す』という、それだけの行為がこんなに苦しかったことはない。

「……で、てけよ……コレは……俺の、身体だ」

 拳を握ろうとするのに、ちっとも上手くいかない。喋るだけで精一杯だ。

『無理をするな。お前はもう死ぬ。とは言え、一つだけ方法があるぞ。意識を手放せば、身体だけは今後も生きられる』

「ッ、……つまり……身体を、あんたに、明け渡せ、ってのか……冗談……!」

『至って真面目な話だ。早く楽になれ』

「断る!」

『では仕方がないな』

「――――ッ!!」

 独りでに両腕が後ろに回った。まるで、縄で拘束されてでもいるようだ。

『ヴァルカ。さあ、早く』

 だが、ヴァルカは泣き出しそうな顔で首を小さく振るばかりだ。

『どうした。これで万事解決だ。早く大鷹も始末して、遺体を持って帰ろう』

「もう無理よ!」

 たまり兼ねたように、彼女が叫ぶ。

『何が無理なんだ』

「……あたしはッ、……ずっと、見ない振りをして来た。殺してる相手が、あたしと同じように改造を強要されたことも、相手に意思がある、かつてあったことも、全部……もう意識なんてないんだから、終わりにしてやるのが相手の救いだって思い込もうとしてた。そうじゃなかったら、続けて来られなかったから!」

『何が悪い』

「シュヴァルツがやってることは、正義でも何でもない! ただの自分勝手な私怨よ! 晴らしたければ自分一人でやればいいのに、正義論にすり替えて平気で他人を巻き込んでる! あたしはもう、アイツの手先になってるのは耐えられない!!」

『耐えられないが、自分が死ぬのはもっと耐えられないんだろう。死にたくなかったから、改造を受け入れたんだ。改造を受け入れたのも、スィンセティックを殺して来たのも、お前の意思だ。今更“強制されたから仕方なくやってました”なんて、誰が信じる』

「だったらどうしたらいいのよ! どうしたらよかったっての!?」

『そんなことまではおれにも分からん。そんなに耐えられないなら、最初から死ねばよかったんだ。それだって今からでも遅くないぞ』

 梃子でも動きそうになかった右腕が、急にまた独りでに動く。パシン、と青白い筋が、前腕部を這うのが分かる。

「何を……!」

『さあ、どうする、ヴァルカ。このままおれに撃ち殺されるか、それともコイツを殺すか……どちらでも好きなほうを選べ。まあ、お前を撃ち殺したら、誘爆してコイツも無事では済まないな。おれが報告の説明に困るから、できたらお前が殺して欲しいが』

 『説明に困る』なんて、口で言うほど困っていなさそうだ。

 エマヌエルはエマヌエルで、彼女に向けた掌に見慣れた光弾が、自分の意思とは無関係に膨れ上がっていくのを、どうにか止めようと足掻いていた。が、どうしてもできない。自分の身体だというのに、嘘のようにコントロールが利かない。

 先日、キャンピングカーの制御がまるでできなかった時と同じだ。

「……ッヴァルカ!」

 それでもどうにかまだ、意思を伝えることだけはできた。

「早くッ、……俺を、射て!」

「はあ!?」

 それまで、泣き出す寸前の顔でいた彼女が、半泣きで間抜けな声を出す。

「あんたも何言ってんのよ、正気!?」

「……ッ、この上なくな。マグネタイン弾で(・・・・・・・)、射てよ」


©️神蔵 眞吹2022.

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