**北米再編条約(Treaty of North American Reorganization, 1868)
── 日本連邦・英国・アメリカ合衆国による北米秩序の再設計**
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前文(序文)
北米大陸における戦争状態を終結し、
各国の主権と住民の安全を確保し、
太平洋文明圏と大西洋文明圏の調和ある共存を実現するため、
日本連邦、英国、アメリカ合衆国は以下の条約を締結する。
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第一章 領域の再編
第1条 中立州の地位
1. メリーランド、デラウェア、ニュージャージーは
住民投票の結果に基づき、日本連邦の構成国として編入される。
2. アメリカ合衆国はこれを承認し、領有権を放棄する。
第2条 東海岸州の地位
1. 日本連邦が既に領有する東海岸州(例:バージニア東部、ノースカロライナ沿岸部な
ど)は
その地位を維持する。
2. アメリカはこれに異議を唱えない。
第3条 太平洋岸の地位
1. カリフォルニア、オレゴン、ワシントンは
日本連邦の構成国としての地位を再確認する。
2. アメリカは太平洋岸への領有権主張を永久に放棄する。
第4条 五大湖地域の共同管理
1. 五大湖の航行権は日本連邦・アメリカ・英国の三国で共同管理する。
2. 軍艦の常駐は禁止され、湖岸要塞は撤去される。
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第二章 黒人自治と人権保障
第5条 黒人自治地域の設置
1. 旧南部諸州の一部に、黒人自治地域(Freedmen Autonomous District)を設置する。
2. 日本連邦は自治政府の行政・教育・医療を支援する。
第6条 人権保障
1. 奴隷制は北米全域で永久に禁止される。
2. 日本連邦・英国は黒人住民の安全を国際的に保証する。
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第三章 軍事条項
第7条 アメリカ軍の制限
1. アメリカは大西洋岸における軍港の新設を禁止される。
2. 海軍は沿岸防衛規模に縮小される。
3. 五大湖への軍艦配備は禁止。
第8条 日本連邦軍の撤収
1. 日本連邦軍は中立州から段階的に撤収する。
2. ただし、住民の安全が確保されるまで治安維持部隊の駐留を認める。
第9条 太平洋軍団の地位
1. 太平洋軍団は日本連邦軍の外郭部隊として再編される。
2. アメリカは太平洋軍団の構成員に対する一切の報復を行わない。
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第四章 経済・外交
第10条 通商の自由
1. 日本連邦・英国・アメリカは相互に最恵国待遇を与える。
2. 五大湖と大西洋の航路は三国に開放される。
第11条 復興支援
1. 日本連邦はアメリカ東部の復興を支援する。
2. 英国は金融支援を行う。
第12条 外交関係の正常化
1. 日本連邦とアメリカは大使を交換し、正式な外交関係を再開する。
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第五章 戦争責任と和解
第13条 太平洋軍団奇襲事件
1. アメリカは太平洋軍団への攻撃が「誤った判断」であったことを認める。
2. ただし、日本連邦はアメリカに対し賠償を要求しない。
(北米の安定を優先するため)
第14条 赤菊社の保護
1. 赤菊社(日本赤十字)の活動は国際的に保護される。
2. アメリカは赤菊社への攻撃を謝罪する。
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第六章 北米の新秩序
第15条 北米協調機構(NACO)の設立
1. 日本連邦・英国・アメリカは北米協調機構を設立する。
2. 目的は
- 安全保障
- 経済協力
- 交通・通信の整備
- 黒人自治地域の保護
- 五大湖の共同管理
第16条 アメリカの再出発
1. アメリカは東部中心の国家として再建される。
2. 日本連邦と英国はその独立と主権を保証する。




