北米太平洋戦争・中盤(1866〜1867前半)
**1. 戦争の性質が変わる:
「アメリカ内戦」→「北米の勢力圏戦争」へ**
序盤ではまだ「限定戦争」でしたが、
中盤に入ると次の理由で 全面的な地政学戦争 に変質します。
● アメリカ政府
• 中立州の離反を止められない
• 日本連邦軍の増派を“侵略”と宣伝
• 国内世論を「反日本連邦」で統一
• 国家の統合を維持するため強硬化
● 日本連邦
• 太平洋軍団奇襲の責任追及
• 中立州政府の正式要請に基づく防衛
• 赤菊社の安全確保
• 東海岸州の防衛義務
• 英国との共同作戦
● 英国
• 北米の安定を最優先
• 日本連邦を信頼
• アメリカの暴発を危険視
• 海上封鎖でアメリカを圧迫
こうして、
戦争は“アメリカ vs 日本連邦+英国”の構図に固定される。
---
**2. 五大湖戦役(1866)
── 北米の心臓部での主導権争い**
五大湖は
• 中立州の生命線
• 日本連邦の補給路
• アメリカの北部産業地帯
であり、戦略的価値が極めて高い。
● ① 日本連邦軍の目的
• 中立州の防衛
• 五大湖の制水権確保
• アメリカ軍の北部進出阻止
● ② アメリカ軍の目的
• 中立州を連邦に戻す
• 日本連邦軍を五大湖から排除
• 北部の工業地帯を守る
● ③ 戦闘の特徴
• 大規模な艦隊戦は起きない
• 湖上封鎖・港湾封鎖・補給線遮断が中心
• 日本連邦の工兵隊が湖岸要塞を構築
• アメリカ軍は突破を試みるが失敗
結果として、
五大湖は日本連邦の“内海”と化す。
これはアメリカにとって致命的な敗北。
---
**3. 大西洋岸戦役(1866〜67)
── 英日連合海軍 vs アメリカ海軍**
ここが中盤最大の戦略的転換点。
● ① 英国海軍が参戦
英国は日本連邦と共同で
「北米海上交通の安定化」 を宣言。
実質的には
アメリカの大西洋岸封鎖。
● ② 日本連邦海軍の役割
• 中立州沿岸の防衛
• 東海岸州(日本連邦領)の防衛
• アメリカ海軍の突破阻止
• 補給線の確保
● ③ アメリカ海軍の苦境
• 太平洋岸を失っている
• 大西洋岸も封鎖される
• 英日連合海軍に対抗できない
• 補給線が寸断される
結果として、
アメリカは制海権を完全に喪失。
これにより、
戦争の趨勢は決定的に日本連邦側へ傾く。
---
**4. 中立州戦役(1866〜67)
── “北米のベルリン”となる地域**
中立州(メリーランド・デラウェア・ニュージャージー)は
戦争の政治的中心。
● ① 中立州政府は日本連邦を支持
• 治安維持
• 医療・衛生
• 経済支援
• 黒人自治の保護
● ② アメリカ軍は中立州奪還を試みる
しかし日本連邦軍が防衛。
● ③ 太平洋軍団の復活
奇襲事件で被害を受けた太平洋軍団は、
日本連邦軍の指揮下で再編され、
中立州防衛の主力となる。
● ④ 赤菊社の活動
• 負傷者救護
• 疫病対策
• 難民支援
• 中立州住民の信頼獲得
中立州の世論は完全に日本連邦側へ傾く。
---
**5. アメリカ国内の政治崩壊(1866〜67)
── “国家の分裂”が現実化**
アメリカ政府は次の問題に直面する。
• 南部は壊滅
• 中立州は日本連邦側
• 北部は疲弊
• 制海権喪失
• 経済封鎖
• 黒人社会が日本連邦を支持
• 西部は日本連邦領(太平洋岸)
議会では次の主張が飛び交う。
• 「日本連邦と講和すべき」
• 「戦争継続は不可能」
• 「東部国家として再出発すべき」
• 「中立州を諦めるべき」
アメリカは 国家としての統合を維持できなくなる。




