表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/177

ETO(欧州条約機構) が「ロケットを封じられたまま、どう宇宙開発を進めたか」

Ⅰ. 1960年代のETO:ロケット禁止 → 航空宇宙+偽装衛星で宇宙へ進む

1950年代に確立した

• ゼンガー方式(航空機発射型宇宙機)

• 民間気象衛星を隠れ蓑にした軍事衛星開発

• フランス・イタリアのロケットを利用する分業体制

これらが1960年代に一気に成熟する。

1960年代のETOは、

「ロケットなしで宇宙軍事国家になる」

という世界でも唯一の存在になる。

---

Ⅱ. 1960〜63年:ゼンガー方式の“準宇宙機”が実戦レベルに到達

◆ 1. 高高度母機「Höhenvogelホーエンフォーゲル

• 25〜30kmまで上昇

• 大型ジェット爆撃機を改造

• ETO全域で運用可能

◆ 2. 宇宙滑空体「Silberfalke(銀の鷹)」

• ラムジェット+補助推進

• 軌道投入はできないが、準軌道飛行で数千kmを滑空

• 偵察・電子戦・通信中継に使用

◆ 3. ロケット規制を完全に回避

ETO軍備管理委員会も「航空宇宙研究」として合法扱い。

→ 1960年代前半、ETOは“ロケットなしの宇宙戦力”を確立する。

---

Ⅲ. 1963〜66年:民間気象衛星を偽装した“軍事衛星網”の構築

ここがETOの本領。

表向きは「欧州気象衛星計画(EUMET)」だが、

中身は完全に軍事目的。

◆ 1. 気象衛星「EUMET-1」(1963)

表向き:

• 欧州全域の気象観測

• 農業支援

• 航空路の安全

実際:

• 高解像度光学センサー

• 軍事施設の監視

• TOTO艦隊の動向把握

◆ 2. 電子情報収集衛星「EUMET-2」(1965)

• TOTOの通信傍受

• レーダー波の収集

• 日本連邦海軍の動向監視

◆ 3. 軍事通信衛星「EUMET-3」(1966)

• ETO統合軍の暗号通信

• 欧州全域の指揮統制網を宇宙化

→ 1960年代半ば、ETOは“偽装民間衛星”で宇宙軍事を実現する。

---

Ⅳ. 1966〜69年:フランス・イタリアのロケットがETOの“表の顔”になる

ドイツはロケット禁止だが、

フランスとイタリアは規制が緩い。

◆ 1. フランスの液体燃料ロケット「Aigle(鷲)」

• 1966年初打ち上げ

• EUMET衛星の主力打ち上げ機

• 実質的には“ETOロケット”

◆ 2. イタリアの固体ロケット「Vesuvio」

• 小型衛星用

• 偵察衛星の打ち上げに使用

◆ 3. ドイツは衛星本体とセンサーを担当

• 光学

• 電子情報

• レーダー

• 暗号通信

→ 1960年代後半、ETOは“フランス・イタリアのロケット+ドイツの衛星”という分業体

制を確立する。

---

Ⅴ. 1960年代後半:ETOは“宇宙監視国家”へ進化する

TOTO(日本)が宇宙ステーション・通信網を整備する中、

ETOは “宇宙からの監視と情報優位” に特化する。

◆ 1. 欧州宇宙監視センター(ESSC)設立(1967)

• ドイツ主導

• 軍民共用

• TOTOの衛星軌道を監視

• 宇宙状況認識(SSA)を世界で最初に確立

◆ 2. 軍事偵察衛星網の完成(1968)

• 光学偵察

• 電子情報収集

• レーダー監視

• 軍事通信

◆ 3. ゼンガー方式の“宇宙滑空機”が電子戦任務に投入(1969)

• TOTOの通信妨害

• 電子偵察

• 高高度からの監視

---

Ⅵ. 1960年代のETO宇宙開発の本質

まとめると、1960年代のETOは

**ロケットなしで宇宙軍事国家になる

=世界唯一の“航空宇宙型宇宙強国”**

という独自の地位を確立する。

分野 TOTO(日本) ETO(ドイツ中心)

ロケット ◎ 世界最強 × 禁止

宇宙ステーション ◎ 実用型 △ 小規模研究

気象・通信衛星 ◎ 海洋文明圏のインフラ ○ 偽装民間衛星

軍事衛星 ○(海軍中心) ◎(偵察・電子戦中心)

宇宙兵器 △ ◎ ゼンガー方式の準宇宙機

宇宙監視(SSA) ○ ◎ 世界最先端

つまり、

**TOTO=宇宙の運搬力

ETO=宇宙の情報力**

という二極構造が1960年代に完成する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ