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退屈の殺し方  作者: 夜凪
第一章 来訪
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ノクサ視点・一幕

自分の思い描いた通りに事が進む。

何度やっても、楽しい。


ほんの一瞬の躊躇。

それから、観念したような手の動き。


――ああ、楽しい。


ノクサは扉の向こうで、笑いをこらえようともしなかった。

だって、ここまで来た時点で、もう勝負はついている。


連は選んだのだ。

「入れない」という選択肢を捨てることを。


異世界か、日常か。

そんなものは、最初から本質じゃない。


本当に欲しかったのは――

自分で鍵を開けさせること。


無理やり入るのは簡単だ。


でもそれじゃ、つまらない。


自分の意思で扉を開けさせる。

そうすれば、私の勝ち。


「それは同意と取っていいのかい?」


そう言いながら、ノクサはもう分かっていた。

答えなんて、もう聞く必要はない。

すでに勝敗は決まっているのだから。


「……ああ」


やっぱり。


ノクサは、心から楽しんでいた。


暇つぶしの材料は整った。

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