表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【人間属性】の追放王女と改造された仲間たち 〜バイタルもメンタルも”完璧”に調整します〜  作者: クロン・ベリル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/12

6話 帰還、邂逅、ギルドマスター。


「おい、見ろよアレ……」


「うお、でっか…… あんなヤツ居たか?」


「いや、そっちもだけどよ、あの魔物。あれって深層のギガントマンティスじゃないか?」


「いや、それにしては小さく見えるが…… 担いでるヤツがデカすぎるからか。目の錯覚ってやつだ」



朝一番、魔の森からドベルグの街に戻り、冒険者ギルドへと向かう私たち。

主にガストンが少々目立ってはいるが、シャドウリーパーはそんなに目立っていないようでよかった。

騒ぎを起こしたいわけではないし、恨みや妬みを買いたいわけでもない。私ならどうとでもできるが、無駄な時間は使いたくないので。


さて、ギルドへ到着。

受付の、いつもの人の元へ。

このギルドに来て最初に対応してくれたこの女性を、私は愛用…… 重宝?している。無理なく融通を効かせられるように、ゆっくりと私への好意を浸透させているからだ。便利で助かる。



「おかえりなさい、レティ。今回も無事でなによりだよ」


「ただいま、ライラ。……ちょっと、ギルドマスターを呼んできてもらっていいかしら?」


「どうしたのさ? マスターは忙しいから、相手してくれるかはわからないよ? 話は通すけどさ」


「そうですよね。……シャドウリーパーの件、と伝えてください」


「あいよ、わかった。ちょっと待ってなね」



シャドウリーパーは、高位の冒険者パーティにしか知られていない、ちょっとした機密だ。

これを低位の私たちが知っている、というのは、大したことはないが異常事態ではある。

少なくとも、話は聞いてくれようとするだろう。……対面さえすれば、どうとでも出来るからね。


受付嬢、ライラが戻ってきた。

少しだけ困惑しているが……。



「すぐに来い、だってさ。その魔物も、そのまま持ってこいって言われてるよ。素材受付には持っていくなって念を押されたよ? なんなんだい、ソレ?」


「ふふ、コレは内緒よ。案内してもらえるかしら?」



ライラの案内で、三人でギルドマスター室へ。

扉を潜ると、そこにはソファに座った、メガネで高身長の優男がいた。メガネもちゃんとあるんだ、この世界。初めてみた。



「座ってください、三人とも。ライラさん、案内ありがとう。受付に戻ってください」



声も優しげだが、力強い。たしかに実力者ではあるようだ。



「……ソレですか、シャドウリーパーは。確かにギガントマンティスよりも魔力濃度が高い。……そうですか、コレを一撃で…… ううん、厄介な」



ガストンが地面に横たえたシャドウリーパーを見て、ギルマスが一人でずっと喋っている。

どうやらそういうタイプらしい。そろそろ交渉がしたいのだが……



「まずは、自己紹介をしてもいいかしら?」


「ああ、そうでしたね。すみません、我がギルドの新たな実力者の扱いをどうするか、考え始めてしまっていた…… 私は、ドベルグの冒険者ギルドマスターであり、ドベルギウス伯爵領領主、ダイヤモンド・ドベルギウス伯爵が第四子、アメジスト・ドベルギウスです。貴族ではありますが、ギルド内では冒険者の長として、これからよろしくお願いしますね」



……これはこれは。お貴族様とは。

冒険者から得られた情報にはそんな物は無かったが……。ギルドに入り浸る程度の冒険者なら、持っている情報もそれなりでしかないということか。

私の計画が、想定より早く進みそうな誤算だった。

ここまで読んで頂き有難うございます。

【ブックマークの登録】

【画面下↓の【☆☆☆☆☆】からのポイント評価】

是非宜しくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ