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【エッセイ】狂った私に世界はいらない、狂った世界に私はいらない  作者: 毒の徒華


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エアコンが壊れた話




 エアコンが真夏を目前に壊れてることが発覚した。


 冬につけたときに暖房がうまく機能しなかった辺りから壊れてただろうけど、私は暖房を使わないで過ごしているので気にならなかった。


 しかし、暑さが厳しくなってきたこの頃、つけてみたら全然冷房が効かない状態であった。


「えー、真夏にエアコン無いと死んじゃいますよ~(割とマジ)」


 エアコンの修理費はどのくらいかかるんだろうと思ってちょっと萎えてたところ、保証入ってたような? と考えて買ったと思われる電気屋に行って不安ながらに聞いてみた。


「保証ついてますか?」

「今年の8月までついてますね」


 っしゃぁあああああ!

 ギリギリセーフ!!


 ってなった。


 エアコン壊れた事自体はツイてないけど、保証の範囲内であったのはツイてた。


 逆に他に色々問題点があれば直してもらいたいし、管理の問題があったなら教えてもらいたいし、逆に良かったと考えるようにする。


 私は暑いのも寒いのも結構耐えられるタイプなんだが、流石に35℃を超えたらエアコンのお世話になりたい。

 寒いのは服を着こめば苦ではないのだが、暑い場合は自分の皮膚までは脱げないから。


 濡らすと冷たく感じる冷感タオルもあるし、その濡らしたタオルに保冷剤を巻いて首の辺りを冷やすとかなり涼しい。


 エアコン……あんまり使わない……。


 ただ、熱中症になるときは気づかないものだから、気を付けてほしい。


 ゆでガエルの法則というか、ゆっくり熱されると気づかずに茹でられてしまう。

 一気に温度が変わればすぐに気づくことができるが、徐々に温度が上がると気づかない。

 そのパターンで1回熱中症になったことがある。


 真夏、なんか気持ち悪いし頭痛がすると思いながら部屋から出て、エアコンのきいたスーパーに行って帰ってきて部屋に入ったら「これは死ぬ!」というくらい部屋が暑くなっていたということがあった。


 水分は取っていたし、なんで気分が悪いんだろう? くらいしか考えてなかったが、今思い返すとあれは熱中症だった。

 天然のサウナ状態。

 そのときは研修で1か月レオパレスに住んでいたんだけど、それがレオパレスのせいなのか、そのときの外気温のせいなのかは分からない。


 そんな感じでゆっくり熱されると気づかないので、気をつけてほしい。


 今の家でエアコンなしで熱中症になったことはない。

 2階の部屋は真夏、かなり暑くなるけどなんとか平気。


 今住んでいる家に住み始めて数年はエアコンなしで生活していたので、多分なくてもそれなりに大丈夫。


 でも、エアコンあった方がいい。

 夏は特に。


 熱中症で救急搬送されたり、そういうニュースも結構やってるしね。


 調べてみたところ、夏だけ使うというあまり使わない使い方をしていると、中のアレとかソレが循環しなくなって壊れてしまうとかなんとか。


 私はダイキンの修理の人に


「あんまり使わない方が壊れちゃうんですか?」


 と、聞いたら


「ダイキンとしてではなくわたくしの感覚ですけど、修理に行く家はあんまり使わないのにね~と言ってる人が多いですね」


 とのこと。


 エアコンの下に3段の棚を置いてて、それをどかすのめっちゃ大変だった。

 もう部屋グチャグチャ。


 普段、あまり掃除しない箇所もついでに掃除して、あまり見ない昔の雑誌とか押し入れにしまったり、雑多な押し入れ整理したり、カテゴリー別に物を整理したり……真夏のエアコンきいてない部屋での大掃除。

 意外と捗った。

 掃除は嫌いじゃない。


 それとは別の話だけど……


 2人で来て1人女性で1人若そうな男性だったのだが、エアコン壊れててあまりにも暑くて無意識に半袖をまくったらタトゥーが出てしまって、男性の方が結構委縮してしまっているように感じた。

 正直、私自身はタトゥーが入ってるのが普通なので、自宅だし何気なく腕まくって「あ……しまった……」って思った。


 口にピアスもつけっぱなしだし、多分怖かっただろうなぁ……申し訳ない。

 別に威圧的な言動は取っていないけども、ちょっと悪い事しちゃったかな。


 すまん。




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