↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万有の葵  作者: 長部円
1章
11/18

1章7 お揃いのアクセサリ

いろいろありまして、前回から1か月余り空いてしまいました。

短いですが、1章最終話をお届けします。

7


種族の壁を越えて恵理と心を通わせたアサカによって、四稜町と七番町の間に生息するウサギたちは人間を襲わなくなった。

それを受けて未成年者外出禁止令が解除され、3年1組はようやく全員が最初の課題をクリアした。


最後の8人が最初の課題をクリアした日、葵たち「十色盟(といろのちかい)」は次の課題「卒業制作」に進んでいた。

作るものは、4人でお揃いのアクセサリ。


「指輪はどうかな?」

「えっ…葵とお揃いの…指輪…欲しいけど…まだ早いと思う…」

「葵さん…積極的なのか、無自覚なのかは…わかりませんが…」

「アオちゃんと…私の…愛の証が…目に見える形になるのね…」

外野からは"抜け駆けは許さない"などの突っ込みがあり、結局指輪は却下された。


この日、アクセサリに葵のイニシャル"A"と明・命・茗露のイニシャルである3つの"M"をあしらった紋章をつけることは決まったが、具体的に何を作るかは次回へ先送りとなった。


次の課題日に、改めて意見を持ち寄った結果、茗露の案が採用された。

材料を揃えて、その次の課題日に魔法で成形し、組み立てていく。

最後は先生の立会いの下、魔物の核(コア)を媒介にして第六種魔法(シックスセンス)を付与し、十色盟オリジナルのチョーカーが4人分完成した。


----


葵たちはその後もいくつかの課題をクリアし、次の課題は全グループ同じタイミングで挑むことになった。


「次はいよいよ…"堕ちた巨星"か…」

「はい…"管理事務所"には最初の課題のようなことはないと言質を取っています」

「ならいいが…」

「私も不測の事態に備えておきます」

「頼んだぞ、恵理」


----


「次の課題は、最初の課題と同じく、町の外に出てもらいます。

 なお、最初の課題の時は2グループ合同にするかは任意でしたが、今回は必ず2グループ合同で挑戦してください。

 また、帰りや貴女たちが危険な状態に陥った場合の対応は最初の課題と同じです」

3年1組の担任である兼利文(かねり・ふみ)から次の課題についての説明があった後、早速激しい「十色盟」争奪戦が開始。

最初の課題で「十色盟」と共闘した「煌華菱嵐(こうかりょうらん)」は決定戦にも残れずに脱落し、

「葵様とご一緒することが叶わないなんて…ふぇぇぇぇ…」

という智のガチ泣きとともに、「十色盟」は別のグループと組むことが確定した。


結局、次の課題に「十色盟」と合同で挑戦できる権利を獲得したグループは「巧速徹道(こうそくてつどう)」だった。

「葵ちゃん…不束者だけど、これからよろしくね!」

リーダーの海上希未(うなかみ・のぞみ)が頬を赤く染めながら、葵と握手すると、東田青葉(あずまだ・あおば)、西脇光(にしわき・ひかり)、九段水保(くだん・みずほ)がそれに続く。

「あの…一応…十色盟のリーダーはわたくしなのだけど…」

「あっ、ごめんなさい…みんな葵ちゃんと一緒にいられることが嬉しくて、つい…。

 それでは、改めて"巧速徹道"のリーダーとして、これからよろしくね、明ちゃん」

「うん…よろしく、希未」

新キャラおよびグループ名は…いろいろとお察しください。

次から2章になりますが、舞台となる場所だけ決まっていて、具体的な部分はこれからですので、またしばらくお待たせするかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。