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運命の時1

初めての投稿で誤字脱字など多いと思いますが、ご指摘もらえれば嬉しいです。


高遠さんの会話……というか独り言?で状況説明です。

  『ご両親のことは本当に残念に思う。

 生前の彼らには何も恩返しができなかったから、せめて、彼らとの最後の約束くらいは果たさせてほしい。

 というのも、君のご両親から、自分たちにもしもの事があれば、君のことは私に任せると言われていたんだ。

 私は2人とは学生時代からの友人なんだが、聞いたことはないかい?


 ……そうか。では改めて自己紹介をしよう。私は高遠たかとお孝介こうすけという。一応、TAKATOOコーポレーションの社長を務めている。以後お見知りおきを。

 では本題だが、君には私が所有しているマンションに来てもらおうと思っているんだが、申し訳ないことに私は来週から海外に長期出張が決まっていて、結局、君のことは引っ越し先の管理人に任せることになってしまうんだが……。


 ……そう言ってもらえると有難いよ。君さえよければ一緒に来てくれても構わないが


 ……それは残念だ。いや、無理強いするつもりはない。

 どちらにしても君には多少なりとも窮屈な思いをさせてしまうだろうが、出来得る限りで対処させてもらうよ。


 ……いや、礼はいらないんだ。むしろ嫌なことがあったらいつでも言ってくれ。

 海外にも繋がる携帯電話を渡しておく。私の連絡先を登録しておくから、好きな時に掛けるんだよ。

 というより、月に一度くらいでも構わないから近状を教えておくれ。いや、君さえよければ毎日でも構わないさ。

 ただ、音信不通は私が寂しい。暇な時にでも活用してやってほしいのさ。


 ……君は優しい子だな。ご両親がどれほどの愛情を注いでいたのかが良く分かる。

 では早速で申し訳ないが、法事が終わり次第、荷造りを始めよう。いつまでもここに居させるわけにはいかない。


 ……悪いね、無理を言って。長々と済まなかった、皆の居る所へ戻ろうか。

 これからよろしく頼むね。瑞樹みずき君』

独り言、まだ続きます。

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