第六話
日本一ソフトウェア20周年記念の人気女性キャラランキングの結果が発表されてましたけど、アサギが一位とは驚きですw
これはもう、次回作の主人公にならざるをえませんね♪
あと、私の大好きなギャグエロマンガ家の田倉まひろさんと同じ名前の人のコメントが載ってましたけど本人なんでしょうかね?
さて、俺は昨日、親父が帰らないこともあって丸子の家で晩飯を食べ、そのまま泊まっていくこととなった。
ここまではいいだろう。そしてここは丸子の家で、丸子の部屋だ。
記憶に間違いはないようだ。
確かに俺は、丸子の部屋に敷かれた布団で横になったんだが……。
「……何で丸子が俺の布団で寝てるんだ?」
おばさんの要らない気配りからか、俺の布団は丸子の部屋に敷かれていた。
それはまぁいいとしよう。
これまでも親父さんもおばさんも、二人揃って俺と丸子の仲をくっつけようとしていたからな。
だから俺は、昨夜も寝ている丸子に手を出すこともなく、丸子は丸子の布団、俺は俺の布団にて寝たはずだ。
って~の~に、何故か隣の布団で寝ていたはずの丸子が俺の布団にもぐりこんでいるのだ?
「えへへぇ~、こいこく~♪ zzZ」
「おい起きろ丸子。
お前寝ぼけて人の布団にもぐりこんでんじゃねぇよ」
「……うにゃ?」
面白そうだから、という理由でグラグラ頭を揺すってやったら目を覚ましそうな様子。
目をこすったりする様子が可愛かったのでしばらく眺めていたんだが、その内意識が覚醒したのか真っ赤になっていく。
ははっ、こりゃもうすぐ沸騰してゆでダコになるぜ♪
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!
な、なんで鯉黒があたしの布団で寝てるのよッ!?」
「その質問にはこう返そう。
何でお前が俺の布団で寝ているのか? と」
目覚めた瞬間殴りかかってくるかと思ったら俺から掛け布団を奪い、かたつむりのように丸くなる丸子。
……別にダジャレのつもりはねぇぞ。
「え? あれ? あたし昨日……でも……この掛け布団、鯉黒の……
いい匂い……じゃなくて……これって同衾……もしかして、あたし達一線を越えちゃった……?
高校生なのに……」
独り言すら訳の分からないことばっか行ってるが、機嫌は悪くなさそうだな。
てか、いい加減俺の掛け布団返せよ。
「考え事中に悪いが、もう朝だし起きねぇか?
お袋さんも朝飯作ってるんだろうし」
「……なんで、あんたはそんなに冷静でいんのよ。
あたしがこれだけ恥ずかしい思いしてるってのに」
「お前なぁ~、これまで布団どころか風呂だって一緒に入った仲じゃねぇか。
今更ガキくせぇこと言ってんじゃねぇよ」
「何が『今更』よ!?
この年になったからこんなに恥ずかしいんじゃないの!!」
「俺ぁ気にしねぇぜ?
丸子も身体が小せぇし、邪魔になるわけでもねぇ。
それに、俺らの仲だろ?」
「…………(ぷしゅ~)」
ははっ、やっぱ丸子をからかうのはおもしれぇわ♪
こいつ、ガキの頃よりもずっと初心になっちまいやがって、可愛い奴だぜ。
とは言っても、いつまでもこうして遊んでいる訳にゃぁいかねぇよな。
「さて、そろそろ俺は起きるがお前もいい加減布団にくるまるのは止せ。
早いとこ朝飯食わねぇと遅刻すっぞ」
「……なによ、ケチ(……もう少し鯉黒の布団にくるまっていたかったのに)」
まぁ、お袋さんも親父さんも、二人揃って丸子の部屋の扉の前で聞き耳立ててるっぽいけどな。
大体朝っぱらから丸子の奴が大声あげるもんだから、組の連中が扉の前や隣の部屋に集まってるじゃねぇか。
とりあええず朝食にすっか。腹減ったしな。
…………。
「だから早く布団から出ろよ」
「にぎゃ!」
いつまでも布団をかぶったままの丸子を引っ張りだした俺は、自然を装って扉を勢いよく開く。
あらら? 親父さん達いたんですか?
扉の前に座り込んでいたんじゃ危ないじゃないですか。
それでも親父さんもおばさんも、二人揃って「HAHAHA♪」と白々しい笑い声を響かせるのは流石と言うべきだろうか。
というかおばさんは、ちゃっかり親父さんを盾にして俺の「必殺ダイナミック退出」を防いでいたから平気なんだろうな。




