第二話
投稿初日と最終話は二話投稿。それが私のルゥゥ~ッル!
学園物っぽさは出さないので話数もそこまでありませんが毎日更新で二週間ほどで完結を目指します。
俺が通う高校は、名前からして差別だと思うんだが「めだか学院」って言うんだよ。
何でも創立者が代々めだかの中でもかなり上位に入る連中らしくてさ、権力に物言わせて好き放題やってんのよ。
まぁ、ここら一帯では、俺の幼なじみでもある丸子の家、源五郎組が目を光らせてっから、そう悪さするめだかばかりじゃねぇんだけどな。
それに学院の理事長は他の種族にも優しいし、すんげー親しみやすいオバちゃんなんだわ。
校長や教頭、それに教育委員会の大半はめだかの連中ばかりで構成されてっから、俺も受験のときは経歴からして色々言われたよ。
俺ってば中学の頃から喧嘩三昧だったしよぉ~。
ったく、「あんなチビ魚どもが!」なんてセリフ、種族的かつ身体的差別を一番嫌う俺は言う気はしねーが、それでも本っ当に腹立つ奴らだぜ。
理事長やクラスメートに良いめだかがいることの方が信じられないくらい、嫌な奴ばっかなんだよ。
あー、考えてたら腹が立って腹が減ってきたぜ!
「丸子、おかわりってあるか?」
「え? ……あ、あたしの作ってきたのは、その、あたしとあんたの分だけだけど……、あたしの食べかけでよかったらあげるわよ」
「マジで? でもお前半分くらいしか食ってねーじゃんよ。
いーのか?」
「あ、あんたが気にしないってんなら幾らでもあげるわよ!
ほら、あたし今ダイエットしてるから」
種族的に体の大きさが違い過ぎるからだろうが、丸子は俺からしたら随分と小さくて軽いんだがな。
まぁ、くれると言うならもらっておこう。
「サンキュー丸子。
そんじゃ、いっただっきまーす♪」
くぅ~、やっぱ丸子の作る飯は美味いな!
「これなら丸子はいい嫁さんになれそうだな~♪
お前の幼稚園の頃の夢って『お嫁さんになる』だったろ?」
「ば、バカ! 恥ずかしいこと思い出させるんじゃないわよ!!
それにあたしはただお嫁さんになりたいだけじゃなくて、こいこ……く……と……何でもない!!」
なんだろうか? 急にうつむいちまって変な奴だな。
将来に対する不安みたいな感じか?
「い~じゃね~か、丸子。
女らしくて可愛らしい夢だぜ?
俺の夢はいつか滝を昇り切って種族:龍になることで、俺達が住む川をずっと平和に保つってことだが、それと比べても遜色ないくらいに可愛いじゃん♪」
「ば、バカぁぁぁー!!! (ズパン)」
おっと、今度は先ほどよりも本気の刀による一撃。
しかしなぜだろう? 殺意はないのに鋭さが半端なく上がっているな。
まぁ、被害としては、俺らの教室が青空教室になっちまったくらいだから誰も気にしねぇだろ。
やったのは丸子だし。
「それよりもさ、丸子。
弁当のお礼ってだけじゃねーけど、今日の放課後、一緒に街まで出かけねーか?
買いたいもんがあってよ」
「へ? あ、うん」
「よし決まり!
それじゃちょうど昼休憩も終わったことだし、俺は残りの授業も寝て過ごすから終わったら起こしてくれよな」
「って、ちょっと待ちなさい!
まだ寝るんじゃ「zzZ」……早いわね」
丸子SIDE
もう、鯉黒ったら本当に馬鹿なんだから!
あ、あたしの食べかけのお弁当まで食べて平然としてるし!
それに、あたしの気持ちにぜ~んぜん気付いてないんだもん。
ふぅ、でも仕方ない……よね。
あたし達、幼い頃からずっと一緒だし、鯉黒にはあたしの気持ちなんて分かんないんだろうな……。
……って何落ち込んでんのよあたし!
せっかく放課後は鯉黒がデ、デートに誘ってくれたんだから、ちょっとずつでも距離が縮まればいいのよ。
そう、ちょっとずつ、ちょっとずつ。
そうしたらいつかは……こ、鯉黒のお、お嫁さんに……。
うにゃ~~~~!!! 恥ずかしすぎる!!!!!
今はまだ考えないでおこう。
うん、その方があたしらしいよね。
本当は来月の自分の誕生日と一緒に投稿しようかと思っていましたが、
親しい小説家仲間の活動報告にて「これまで書いた二次創作を移転するならオリジナルを投稿してから」と書き込んだので、自分の選択肢を広げるためにもさっさと投稿しておこうかと思いまして。
まぁ、これまでに書いた二次創作は話数も文字数も作品数も多いので本当に移転するかは未定ですが、この13作目を完結しておけば心おきなく移転出来ますからね♪




