ぷろろーぐ?
ギルド職員の方が早速詰まってしまったので、気晴らしに短編でも書こうかと。
もしかしたら中編くらいになるかもしれません。
文章力の低さはご容赦下さい。
カタカタカタッ、カタッ......カタカタカタカタカタッ
......ふぅ、やっと終わった。
私の名前は 明野 美帆 、一応女だ。
職業は小説家、と言いたいところだが、今はまだ翻訳作家をしている。
昔から英語だけは出来たので、文章の練習もできてお金も貰えるこの仕事はまさに天職だ。主にハーレクインなどの恋愛小説を訳している。
あー、疲れたー。コーヒー飲みたい...
「コーヒーだね、淹れてあげる」
「......勝手に人の心読まないでっていつも言ってるでしょう...」
私の部屋は一人部屋だ。一人暮らしするつもりで借りたんだから当然の話である。
しかし、何故か部屋には今2人が住んでいる。
いや、2"人"というのは少し語弊がある。正確には1人と1匹だ。
「1匹ってちょっとひどくない? せめて1妖って言ってよ」
だから勝手に人の心を読むなと...
「しょうがないじゃん、僕は人の心を読む妖怪『覚』なんだもん」
覚は、飛騨や美濃(現在の岐阜県)の山奥に住むと言われている妖怪。人の心を見透かす妖怪として知られる。
Wikipedia より抜粋
そう、私の同居人は人では無い、妖怪である。
感想、アドバイス等ありましたら是非お願いします。
一言だけでもモチベーションが上がります。