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タイトル未定2■□■
ここにいます
私は彼女を愛している。
ええ、勿論。私は指を一本ずつ折って、小指だけを残して立てている。
ええ、勿論。私は何方? ああ、私は何方かなのね。
ええ、勿論。私は何故? ああ、私は私なのね。
ええ、勿論。
彼女は金髪の美少女だった。あの金色に輝く瞳はとても綺麗で、私に愛するを強いる。だからとても素敵で、だからとても愛している。
彼女は白髪の美少女だった。あの銀色に輝く瞳はとても綺麗で、私に愛するを強いる。だからとても素敵で、だからとても愛している。
小指を立てて、彼女と結ぶ。そうしたら彼女は微笑むの。
ああ、辞めて。そんな目で私を見ないで。
ここにはいませんでした