あななに会えなくて寂しい! 簡単に会いたい時に会えないから、あなたに会いたい!
私は不倫を3年続けている。
私と付き合っているのは? “私の会社の上司。”
最初は上司も奥さんが居るし子供との時間を大事にしている
いいお父さんという認識だった。
仕事が休みの時は、家族サービスをするらしい。
そんな上司を私は尊敬していたし憧れてもいた。
いつか? 私も上司のような旦那様ができたらいいと漠然と想っていたのだ。
・・・でも? ある時、“私と上司の関係が壊れる。”
職場の飲みで、私がベロンベロンにお酒に酔い私は上司に家に帰りたくない
と言って駄々おこねたらしく、仕方なく上司は私を連れて○○ホテルに。
勿論! 上司は指一本私に触れるつもりはなかったらしいのだが、
何故か? 私が○○ホテルで目を覚まし体の関係に至る。
それからは、会社の人達にも隠れて二人で会うようになった。
私は日に日に上司の事が好きになっていく。
それと同時に、なかなか会えない事に苛立ちも覚えていった。
当然! “上司は結婚しており妻子がいる身。”
分かってはいるけど? “彼に会えなくて寂しい!”
たまに酔った勢いで、上司に私の家に泊まってほしいと言ったりするが、
上司は冷静に断り一人私の部屋から家に帰って行く。
彼の後ろ姿を見送りながら、一人部屋で泣く事もあった。
それでも私は彼と別れられない!
そして上司と付き合って3年!
彼は奥さんと離婚するからと何度も何度も私に言っていたが、、、。
別れる事はなかった。
もう彼を信じて着いていけない!
私も新しい恋をしようと上司に別れ話を切り出した。
『・・・もう、この関係を終わりにしたいの!』
『なんで! “もう少し待ってくれ! 妻とはちゃんと別れるから!”』
『もういいわ! 別れましょう!』
『頼む! もう一度考え直してくれ! 俺に悪い所があるなら直すから!』
『・・・ただ、もう私は疲れたの! 別れて!』
『イヤだ! やっと妻より好きな女性ができたのに、そんなに簡単に別れる
なんて俺にはデキないよ!』
『“私の事を本気で愛しているなら、もう別れてよ!”』
『・・・夏織、』
『こんな関係じゃ、私一生結婚もできないじゃない!』
『だからそれは、俺が妻と離婚したら、』
『何時まで待てばいいの? もう3年待ったわ! もう待てない!』
『・・・頼む、もう少し冷静になって考え直してくれれば、』
『無理よ、十分考える時間はあったわ!』
『夏織、』
『さようなら。』
『・・・・・・』
・・・こうして、私と上司は別れた。
今は新しい恋に向けて、前向きに考えている。
『・・・廣川さん?』
『高坂君じゃない!』
『先輩元気ですか?』
『まあ、今は元気かな?』
『“今は? まあ、時間がるなら今からお茶でもしませんか?”』
『いいわね!』
『僕も先輩に話したい事がたくさんあるですよ。』
『なになに? 気になる!』
『じゃあー行きますようか。』
『そうね。』
なんだか彼に、“恋の予感”を感じた!
新しい恋は、後輩の彼かもしれない。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。