第十九話・その後。
すみません…!!
“役”でもなく“訳”
ですっ(ρ_;)(泣)
頭がおかしい訳じゃないですので(T_T)汗
ただの打ち間違いです
m(_ _)m
結局
あのあとすぐに家に帰ってきた私たち。
映画もろくに観れなかったし
遊園地もゆっくりできなかった。
「私のせいだぁ〜…」
「桜羽…しつこい。大丈夫だって言ってるじゃん」
健太の慰め(?)の言葉を今日は何十回聞いた事やら…。
「ん〜っ…でも…」
授業中なのにも関わらず普通にしゃべってる私たち。
「でもじゃないの」
グサッと健太の一言。
う゛…。
だって
私のせいでデート台無しになっちゃったんだよ?
「…うぅ…ごめん。また行こうね…?」
謝罪をしつつさりげなく誘ってみたりする。
「…え…あ、おぅ」
突然の誘いに驚いたのだろう。
健太は顔が赤くなっていた。
ほんと、すぐに赤くなるなぁ。
可愛い。
私の心はあの日から確実に健太に向き始めていた。
那音の事はそりゃまだ気にはなるけど
この頃はそうでもない。
りっちゃんとも仲良くやっているだろう。
これでいいんだ。
私はちゃんとに道が作れたんだ。
やっと
新しい恋に進めた。
そう思っている。
―――これからが
私の本当の恋の
苦しみだなんてこの時は
カケラも思わなかった。
思うわけもない。
こんなに幸せだったから。
周りを………
那音を
りっちゃんを
………健太を。
ちゃんとに見れなかった。
私が
自分の事でいっぱいいっぱいだったから…。
後悔なんて
だいぶ未来の事。
短編でした。
史上初の短さです(>_<)