貴方はどうして、小説家になろうを使っていますか? Draw My Life
皆さんこんにちは。
最近、今日からアイドルを始めたい!が予想以上にブクマされて嬉しい、心夜です。
本来ならこういう事は活動報告に書くべきでしょうが、今回は私の生い立ちについて話をしたいと思います。
ユーチューブなどで、たまに『Draw My Life』という動画をよく見ます。
自分が何故ユーチューバーになりたいと思ったか、というのを語る動画とかを見て、私も自分の人生を紹介しようと思いました。
自分がどこを目指しているのか、何故そう思ったのか。
それを今から綴ろうと思います。
まず質問です。これを読んでいる皆さんは、何故小説家になろうを使っていますか?
好きな作家さんがいて、その作品を読みたい。楽しいから小説を書きたい。いつか自分も人気作家になりたい。誰かに認められたい。
理由は人それぞれだと思います。
私もなろうではありませんが、アニメやラノベ、漫画が大好きな平凡な子供でした。
ラノベを好きになってからも、色々な事があり、そしてなろうを始めました。
色々な人に反対されたり、色々な人に無駄だと言われたり、色々な人に虐められたりもしました。
しかしそれでも、続けようという気持ちを曲げられない理由がありました。
私は将来、ラノベがアニメ化したりしている人達の仲間入りをしたいと思っているからです。自分の作った作品やキャラを、世界中の皆に知ってほしいという気持ちは勿論のこと、自分の力で何か大きな事を成し遂げたいと思っているからです。
さて。では私のここまでの人生について話をしたいと思います。
私、心夜はある平凡な日本人の両親の子供としてこの世に生を受けました。
あとは四歳も離れた、ユーチューバーを目指す弟。
それが私の家族です。
しかし、ある時から自分が周りとは違う――というより周りより劣っているかも知れない事に気付かされます。
私は軽度のアスペルガー症候群で、普通の障がい者――例えば自閉症やダウン症、学習障害などと比べると、あまり理解してもらえない症状を持って生まれました。
人から自分の行動のおかしさを指摘されては、それがストレスとなり他人を攻撃したり、他人とのコミュニケーションが上手くいかず、時に他人を知らずの内に傷付けたりする事もありました。
特に小学生や中学生の内は、その事にも自覚がないまま生きていたので、今では黒歴史だとも思っています。
反面、記憶力は普通よりもそこそこ優れていると言われたことがあります。一度テストで一人だけ百点を取ったこともあるくらいです。
でも、文章を書いたり読んだりするのは苦手でした。というより、国語そのものが嫌いでした。
今は昔よりも格段に文章力が上がった、とは残念ながら言えないです。他の作家さんの方が、自分より優れている部分は沢山あると思います。
さて、本題に入ります。そんな文章を嫌う私が小説家になりたいと思った理由ですが、ある小説との出会いがきっかけです。
タイトルは『とある魔術の禁書目録( 鎌池和馬 著 はいむらきよたか イラスト)』です。
私は今まで、小説というのはアニメや漫画と違い難しいものしかないものだと思っていました。
しかし中身を読んでみると、まるで漫画を読んでいるような気分になり、自然と頭に主人公たちが闘う風景が思い浮かびました。
元々ゲームやアニメ好きで、自分でも人形を使って、パクリシナリオを考えて遊ぶのが好きでしたが、その頃からラノベ作家になりたいと思いました。
でも最初は、あまりにも浅はかな理由で始めたとも思っています。
実を言うと、私は漫画家やゲームクリエイターになりたいと思っていた時期もありました。
しかしゲームクリエイターは、自分の好きなシナリオを考えられるわけではありませんし、漫画家も絵心が無い私には無理だと思っていました。
そこで目指したのが、文章だけ書ければ何とかなるラノベ作家でした。
その頃は正直、あまりにも動機が不純過ぎるとも思いました。
文章力のぶの字もなかった頃の私の小説は、今でも私の黒歴史として刻まれています。
当然、周りから『話にならない』と突き返されました。
もうやめろ、などと言われたこともあります。
それでも人の言う事を聞けなかった私は、無駄な足掻きだと言われても続けました。
いつかは電撃大賞などに応募して、自分の好きな事でお金を稼いで、自分の小説が映像化したラノベ作品同じくらいのレベルになってほしい。それだけが私の心に残り続けました。
それだけではありません。
私は今では、周りより劣っている自分が嫌です。他人を怒らせることしか出来ない自分は、高校に入って彼女を作りたいと思うようになりました。
しかし、どれだけやっても成功せず。
次第に恋愛を諦めるようになりました。逆に、小説家になりたい気持ちだけは高まりました。
普通の人間と同じ幸せが手に入らないのなら、普通じゃない幸せを求めるしかないと思い始めるようになりました。
高校生の小説の大会に参加し、賞を貰い、最近ではなろうの週間ランキングに載るくらい努力を続けました。
まだまだ小説家としては未熟ですが、自分の夢を絶対に叶えたいと思っています。
高校生活も残り半年。今ではなろうで書籍化し、将来アニメ化する為の作品を友達と考えている途中です。
就職活動などもあり、時間もない中ではありますが、学生としての時間を有効に使って、この夢を叶えたいと思っています。
それに、ただ自分の為だけではありません。私の小説で、どこかの誰かが何かを頑張ろうという気持ちになってくれるもの。そんな小説を、皆様に届けたいです。
さて、ここで最初の質問に戻ります。
貴方は何故、小説家になろうを使っていますか?
その質問に、私ならこう答えます。
自分の夢を叶えたいから。そして、皆を笑顔にしたいから。
夢は必ず叶うものではありません。人それぞれに適性があり、諦める事を現実に強いられることもあると思います。
しかし、気持ちでは誰にも負けないつもりでいます。
私はまだまだ未熟ですが、皆様と一緒なら、これからも頑張れる気がします。
皆様、これからも応援よろしくお願いします!
平成三十年 八月二十八日 心夜
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