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超日本プロレス血風録 異世界巡業編  作者: あるてみす
初代オセロトル無差別級王座選手権
2/3

ROCK! SUCK!

 翌朝。

 鬼無里と残忍は、日も昇り切らないうちに目を覚ました。寝付くのが早すぎたのと、やはり空腹に勝てなかったからである。ミコはといえば、物凄く気持ち良さそうに熟睡していた。森の奥で一人暮らしをしているから、体力を消耗しないために長く寝る習慣が付いているのかもしれない。だが、それはそれだ。

 ひどいとは思ったが、家主に起きてもらわないと何も出来ない。残忍はミコの肩を揺すり、呼びかけた。

「おい、起きてくれよ」

「ううん」

 だが、ミコは唸って背を丸めた。もっと寝るつもりだ。

「起きてもらわなきゃ困るんだよ」

「うぬう」

 ミコは変な声を出すと、ポンチョを頭まで被り、更に丸まる。残忍はちょっと肩を竦めてから、鬼無里に振り返る。

「意外と手強いぜ、この子」

「でも、起こさないことには俺達は飢えたままですよ」

「良心の呵責に苛まれるが、この際仕方ねぇ!」

 えいやっ、と残忍はポンチョを剥がすと、ミコがごろんと転がり出てきた。朝露でほんのりと湿った冷たい土に寝転がると、はっと目を開けて上体を起こした。そして、二人の男達を見上げ、瞳孔が細長い金色の瞳は一瞬戸惑ったような色を見せたが、一拍置いてから鬼無里と残忍の存在を思い出したようだった。

「あ、おはようございます」

「おう、おはよう。で、なんか喰わせてくれ」

「なんかと言われても」

 ミコが寝乱れた髪をがしがしと乱していたが、台所を窺った。

「食糧、昨日の分で最後だったんです」

「はぁ?」

 残忍が声を裏返すと、ミコは肩を縮める。

「だって、お客さんが来るなんて思ってなかったから! 私だけならあと五日は持つ量だったのに! 多めに作ったら全部食べちゃうし!」

「いやあ、少ないのなんの。ねえ先輩?」

 鬼無里が残忍に同意を求めると、残忍は頷いた。

「腹八分どころか三分ぐらいだった」

「ええー……?」

 信じられない、と言いたげに口を半開きにしたミコに、鬼無里はちょっと気まずくなって目を逸らした。

「これはなんというか、職業病に近いものがあるんだけどね」

「俺達は体を使う仕事をしているから、どうしてもメシの量が多いんだよ。個人差はあるけどな。筋肉と体力を維持するためには、仕方ないっちゃ仕方ねぇことなんだよ。体も売り物だからな」

 残忍が自分の胸を示すと、ミコはしょんぼりする。

「それは解りましたけど、だからといって今日の分のごはんが湧いてくるわけでもないので……」

「で、普段はどうしているのさ? 行き来に三日も掛かる街まで買い出しに出ているのか、森で調達しているのか、それとも黒の神様を信奉する人達に寄越してもらっているのか。さあ、どれだ」

 鬼無里が指を三本立てると、ミコは指を二本立てた。

「二番と三番のごちゃ混ぜです。果物や木の実の類は、自力で森から集めてきます。トウモロコシの粉や調味料は、私と同じ黒の神様のナワルが治める部族から頂いていたんですけど、次に持ってきて下さるのは三日後なんです。で、そこまで持たせるつもりだったんですけど」

「んじゃ、探しに行けばいいんじゃねぇの?」

 残忍が気軽に言うと、鬼無里が口を挟んできた。

「先輩、その考えは安易にして危険ですよ」

「なんでだよ? この子が食えるんなら、俺達も喰えるものってことだろ?」

 残忍が訝ると、鬼無里は案じる。

「いえ、そうでもなかったりします。これが本当に本物の異世界であって、俺達が知る地球とは懸け離れた世界であるならば、植物の性質が違っていても別に不思議はありません。というか、その方が自然です。大体、土着の人が食べてもOKでも、余所者が食べたら当たるモノってあるじゃないですか。体が受け付けないというか、そんな感じで」

「あー……。あるな」

 残忍は心当たりを思い出したのか、げんなりした。プロレスラーたるもの、世界中を遠征しているので、遠征先の土地の食べ物や水が体に合わなかったことはないわけではない。若き日の残忍は現実世界のメキシコで武者修行をしたことがあるが、その時もメキシコの水に当たらないようにするためにかなり気を遣った。それでも、ちょっと腹具合が怪しくなった時はあったのだが。

「でも、昨日は私が作ったものを食べて下さったじゃないですか」

 ミコが不思議がると、鬼無里は台所を指した。

「トルティーヤもスープも、どっちもちゃんと火が通っていたから。あと、一応は見覚えのある食べ物だったから」

「お前、細かいな」

 残忍が半笑いになると、鬼無里は肩を竦める。

「そういうの、気になるんですよ」

「けど、だからって何も喰わないわけにはいかねぇだろ」

 残忍が切なく鳴る腹を押さえると、ミコは悩んだ。

「ええと、それじゃどうすればいいんですか?」

「とりあえず、俺と先輩は手持ちのもので食い繋ぐけど、それが切れる前に街まで移動する。で、買い出しをする。ミコちゃん、お金はあるでしょ?」

 鬼無里がミコを見やると、ミコはポンチョを脱いで立ち上がる。

「ええ、まあ。買い出しに行くのは構いませんけど、お二人は森に慣れていないので、三日どころじゃない気がするんですが」

「あ、そうか、俺の車を使えばいいのか!」

 残忍が手を打つと、ミコはきょとんとした。

「え? あれ、動くんですか?」

「動くに決まってんだろ! 車検に出したばっかりだし、ガソリンは満タンだし、バッテリーだって上がってねぇ! タイヤだってまだまだイケる! だが、肝心要の車は森の中で立ち往生していやがる」

「立ち……オージョー?」

 ミコがきょとんとしたまま首を捻ると、鬼無里は気付いた。

「ああ、そっか。元々は仏教用語だから、黒の神様の不思議な力でも翻訳しきれなかったのか」

「ミコちゃんは巫女っぽいジョブなわけだから、なんかこう、神様の力を又借りすることが出来るわけでしょ? てか、出来なかったら俺達を召喚出来るわけがないし? だから、その力で先輩の車を引っ張り出してくれない? でないと、三人揃って飢えるわけだから」

 ね、と鬼無里がミコに詰め寄ると、ミコはたじろいだ。意味もなく頭のツノを押さえ、目を泳がせる。

「そりゃまあ私は黒の神様のナワルですから、やって出来ないこともないかもしれないけど、だけど」

「なんだよ、貢物でも必要なのか?」

 残忍もミコに詰め寄ると、ミコはじりじりと後退る。薄っぺらい壁に背を当てて俯いていたが、頬を染め、尖った耳まで赤らめて上目に見上げてきた。あざとい。

「お……応援してくれますか? あの、お二人が黒の神様の信徒であるなら祈りの言葉を捧げてくれればいいんですけど、お二人はそうじゃないので、お二人の言葉でなんとかしてみます」

「ふわっとしていますね」

 鬼無里が残忍を見やると、残忍はマスクを押さえる。

「まー、解らんでもねぇけどな。応援されるとその気になる、ってのは」

「理屈を解って頂けたのであれば、移動しましょう! そのクルマとやらの位置は覚えていますので!」

 ミコは頭飾りを付け、ポンチョを被り直し、サンダルも履き、最後に槍を手にして外へ出た。鬼無里と残忍は顔を見合わせたが、その後に続いた。

 正直なところ、二人はミコの力の出し方については理解したわけではない。だが、じっとしていても何も始まらないからだ。湯冷ましで喉を潤し、せめてもの慰めになればとプロテインの粉を舐めてから、鬼無里と残忍はジャングルへと足を踏み入れた。

 車を動かせるようになればいいのだが。



 それから、小一時間ほど歩き通した。

 ジャングル育ちのミコは迷うこともなく、倒木やぬかるんだ地面などものともせず、道なき道をひょいひょいと進んでいく。対する鬼無里と残忍はそうもいかず、ミコの姿を見失わないように歩調を保つだけで精一杯だった。職業柄、体力だけは人一倍あると自負しているのだが、足場がひどく悪い上に蒸し暑いので、歩くだけでもぐったりした。

 逞しい木々の間を抜け、青臭い雑草を掻き分け、虫やらトカゲやらが入り乱れる草むらを通り、腐葉土と化した水溜りに足を突っ込みかけながら、やっとのことで黒のジープ・ラングラーの元に辿り着いた。枯れ葉と朝露がフロントガラスに貼り付き、ボンネットのへこみにはうっすらと水が溜まっている。それ以外の異変はなさそうだが、四方を木に囲まれていることには変わりはなかった。

「では、よろしくお願いしますっ」

 ミコはジープの前に立つと、一礼した。

「えー、と」

 鬼無里はちょっと考えてから、残忍と目を合わせ、手を叩いた。

「ミコ、ROCK!」

「ミコ、SUCK!」

 鬼無里に続き、残忍が別の掛け声を上げる。

「ミコ、ROCK!」

「ミコ、SUCK!」

「ミコ、ROCK!」

「ミコ、SUCK!」

「あのぉ」

 ミコが挙手すると、二人は声援を中断した。

「黒の神様の自動翻訳のおかげで言葉の意味は解るんですが、お二人で別々の言葉を掛ける理由が見えないんですが」

「やっぱりアメプロ方式じゃダメでしたか」

 鬼無里が手拍子を止めると、残忍は首を捻る。

「つってもなー、手っ取り早く盛り上げるにはこれしかねぇだろ」

「応援される一方でダサいと否定されるのはなんでですか」

 ミコにじっとりと睨まれ、残忍は言い返す。

「そういうもんなんだよ、チャントってのは」

「応援するなら、応援だけにしてくれませんか?」

「ディスるのも応援の一部っつーか、俺らみたいなヒールはディスられてこそナンボのもんなんだよ」

「私はナワルであって、あなた方とは違うのですが」

「ミコちゃん、意外と理屈っぽいなぁ」

「普通に応援してくれればいいのに、余計なことをするからです」

 ミコに真顔でなじられてしまった。気を取り直し、二人は真っ当な応援に切り替えた。面白味もなんともないが、ミコはそれで満足してくれたようだった。不満げだった面差しが徐々に綻び、二人の応援に合わせてステップを踏んで身を転じ、くるくるとバトンのように槍を回し、ぴょんと跳ねてボンネットに飛び乗った。そして、現地語と思しき言葉を叫ぶと、ざわりと木々が揺れた。

「我がトナルよ!」

 とんっ、とミコのかかとがボンネットを叩くと、風よりも少し強い衝撃波がふわりと広がり、風が巻き起こった。それはぐるりと大きく渦巻き、枯れ葉を舞い上げると、木々が柔らかくしなって頭を垂れた。そればかりか、地面に盛り上がっていた根も引っ込み、大きな石も独りでに転がり、あっという間に道が出来上がっていった。

「おお、魔術っぽい! ミコちゃんは本物の巫女だったんだ!」

 鬼無里が感嘆すると、残忍はその後頭部を引っぱたいた。

「ビビる方が先だろ!」

「それと、この子のトナルも目覚めさせてやらないと」

 えい、とミコがボンネットを再度小突くと、どるんっ、と唐突にエンジンが作動して震え出した。残忍は飛び上がりかねないほど驚き、自身のポケットに収まっているイグニッションキーを確かめてから、恐る恐る愛車に近付いた。

「ど……どういうことだ?」

「だから、この子のトナルを起こしただけですよ」

 なんでそれが解らないんだろう、とでも言いたげなミコに対し、鬼無里は苦笑する。

「ごめん、今度は俺達の方が自動翻訳されていないみたいだ。ナワルとトナルってのは、具体的に何なの?」

「だから、ナワルはナワルであって、トナルはトナルであって」

 ミコはちょっと鬱陶しげに眉根を寄せると、残忍は愛車の異変に困惑しつつも言った。

「ナワルってのは巫女とイコールじゃねぇ、ってのはなんとなく解った。けど、今はそれどころじゃねぇよ! 俺の車が動いたんなら、乗って移動しねぇと! 街まで行って食料調達しないことには詰んじまうんだよ!」

 ごもっともである。こうやって下らない会話をしているだけでも、体力は消耗していくし、それに伴って腹も減っていく。ミコもそれを思い出したらしく、ボンネットから下りてジープの泥だらけのバンパーを撫でた。

「というわけで、よろしくね」

 ぶるん、と馬が嘶くようにジープは排気を噴いた。鉄の塊が命を吹き込まれたかのような情景に、鬼無里はふと思った。恐らく、トナルというのは精霊かそれに準じたものを意味する言葉なのだろう。だが、ミコはトナルという言葉しか知らないので、精霊に喩えるということすらも知らなかったのだろう。

 なるほど、やはりここは異世界なのだ。



 出発する前に荷物を積み込もう、ということで。

 ジープに乗ってミコの小屋まで戻ることになったのだが、車が走り出してから五分も経たないうちにミコの顔色は悪くなり、血の気が引いて青ざめていき、槍に縋るように握り、額に脂汗が浮いてきた。

 無理もない、舗装どころか整地もされていない獣道を無理矢理通っているのだから、車体は激しく揺れ、乗り心地は最悪だ。鬼無里でさえもちょっと怪しい。運転席の残忍はいつになく真剣な様子でハンドルを握り、四駆に切り替えた愛車を操っているので、乗り物酔いをしている暇もないようだった。

「ううう……」

 ミコは弱く呻いたが、口を開いたのがまずかったのか、肩を竦めて目を見開いた。鬼無里は慌てて窓を開けてやり、ミコの背中を押して頭を外に出してやると、途端に少女の背が引きつった。直後、びしゃびしゃと水っぽい異音が聞こえてきた。

「うえええ……」

「先輩、ちょっと止めて下さい」

 鬼無里が苦笑すると、残忍はアクセルから足を外した。

「つってもよぉ」

「おぅげぇえええ」

「ほら、この有様で」

 鬼無里がミコを指すと、残忍は嘆息した。

「あー、うん、そうか。考えてみたら、そうだな。ミコちゃん、今まで車に乗ったこともなかっただろうしな」

「んぐぇええええ」

 まだ吐き足りないのか、ミコは呻き続けている。

「どうします、先輩?」

「仕方ねぇ、車は俺だけで動かすから、お前らは歩いて帰れ。その方がミコちゃんも楽だろ」

「え、でも」

 鬼無里が躊躇うと、残忍は凄んできた。

「それとも何か、鬼無里が俺の車を動かすってぇのか? このジャングルで? ガッタガタでベッチャベチャのクソッ垂れな悪路を無傷で通過出来るほどの腕前があるってんなら、話は別だがな? 俺の車を俺の運転で傷付けたなら、まだ諦めが付く。だがな、お前に傷付けられたとあっちゃ、色んな意味でしんどい。つうか、そんなことでお前とギスギスしたくねぇの。疲れるから。解るか?」

「解ります、解りましたから」

「んじゃ、よろしく」

 残忍はそう言い残すと、降りるように促してきた。鬼無里はそれに従い、ミコを降ろしてやってから自分も降りた。そして、逞しくタイヤを回しながらジープは去っていった。

「うう……」

 まだ気分が悪いのか、ミコはげほげほと咳き込んでいた。鬼無里は自分の汗を拭うために持ってきたタオルを貸してやると、ミコは汚れた口の周りを拭いた。

「まあ、ゆっくり行こうか」

「ふぁい……」

 涙目のミコは、弱々しく頷いた。それから、ジープのタイヤ痕を追いつつ歩いていった。残忍は道に迷わないのか、と鬼無里が案じると、クルマのトナルが道を案内してくれるから大丈夫です、とミコはふらつきながらも答えてくれた。

 だが、数歩歩いたところで、今度は鬼無里の喉の奥に胃の内容物が込み上がってきた。ああやっぱりダメだ、ダメだったわ、我慢したんだけど。鬼無里は手のひらに残るミコの感触に怖気立ち、崩れ落ちると────盛大に吐いた。

「うえっ!?」

 思わぬことに驚いたのか、ミコは飛び退いた。その反応が正しい。鬼無里は深呼吸してから、汚れた口元を手の甲で拭った。

「いや、大丈夫。うん、なんとかね。いつものことだし」

「あ、あの」

 ミコは鬼無里を案じて手を伸ばしてきたので、鬼無里は身を引いた。

「心配してくれるのはありがたいけど、俺に触らないでくれる?」

「へ」

 ミコは呆気に取られ、タオルを握り締める。

「俺さ、女性がダメなんだよね」

 鬼無里は手のひらの違和感を取り除くべく、力を込めてTシャツに擦り付けた。何度何度も何度も。

「恋人のすみれさんは特別。あの人にだけは、触っても触られても大丈夫なんだ。だけど、それ以外はどうしても無理なんだ。近付くのも厳しいけど、触られるとその時点でアウト。で、ああなる。自分でも嫌になるけど、どうにも出来ないんだよ」

「……ごめんなさい」

「ミコちゃんは何も悪くない。これに限ってはね」

 鬼無里は胃液の味が残る唾を吐き捨ててから、背を丸め、再び歩き出した。ミコは俯いていたが、鬼無里の後に続いた。ジープが残していったタイヤ痕を辿りながら、ひたすら前に進んだ。

 日が暮れて夜になったら、ミコの小屋に辿り着けない可能性がある。そうなったら、文字通り死活問題だ。体力を温存するべきなのに、些細なミスで吐き戻してしまった。そのせいで余計に空腹を覚え、鬼無里は色々な意味でげんなりしながらも足を動かした。

 立ち止まることが怖かった。

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