第2話:謎の美少女
ソープランドに行くことを決意した、たかし。
ゴットハンドDと呼ばれている彼が想像して展開と全く違うことに?
2日後にソープランドへ行くことを決めたたかしは、妄想の中で色々と練習をしていた。たけしとタコスを探すのが優先なのはわかっていたが、未知の世界へ行くこと、ゴットハンドDと呼ばれてきたこの俺も童貞卒業と考えるとドキドキが止まらなかった。
ムラムラも止まらなかった。
たかしに誘われた時は心の準備とかなんだか言ってたが、一度決意すると意外と楽なものだ!
次の日、バイトが終わった俺はソープランドの場所は聞いていたので、少し見てみることにした。
「明日からバイト1週間休み取れたし、楽しんじゃいますか」
独り言を呟きながら自転車を走らせた。
たけしから、山の中にあると聞いていた。
本当にそんなところにあるのかよと思ったが、5分ほど山の中で自転車を走らせると定食屋みたいな建物が見えてきた。
「ここか?」
ソープランドとは思えないほど小さくボロボロだった。
だが看板にはソープランド入り口と書いてあった。
「入り口?ソープランドってこんな感じなのか?」
ゴットハンドDと呼ばれている俺にはソープランドと言うのがどんな見た目の場所とかもわからなかったので、これがソープランドだと思い込み、その日は家に帰った。
「あんなボロくて小さい場所で本当にあってるのか?」
疑問に思ったことを呟きながら、その日は妄想の中の世界に入り込んで行った。
◇◆
ソープランドへ行く当日となり、俺は朝シャーを浴びしっかりと服を選んでソープランドへ向かった。
また山道を走り、昨日と同じ場所に着いた。
「ついにこの日が来たのか・・・・・・。」
俺は超緊張しながらボロボロの定食屋見たいなソープランドへ入っていった。
「お、おじゃまします」
「いらっしゃい、今週は人がよくくるなぁ」
白髪のお爺さんがいた。
「ここってソープランドであってますよね?」
想像していたのと全然違ったのだ思わず聞いてしまった。
「そうじゃよ、ここがソープランドじゃ。ここに来た人は全員そのセリフをいうのう。」
「そうなんですか。でも、女の人も部屋もどこにもないじゃないですか!」
「何を言っておるんじゃ、そこにあるじゃないか。」
白髪のお爺さんが後ろの扉を指さした。
それは俺が入ってきた扉だった。
「え?これって俺が入ってきた扉ですよね?」
「そうじゃよ、まぁここの扉は不思議でのうワシにもよくわからないんじゃよ。」
「え?じゃぁ俺は!どうやって帰れば?」
「え?何を言っておるんじゃソープランドに来てすぐに帰ろうなんてお主・・・・・・、相当な童貞力の持ち主じゃな」
「・・・・・・」
「まぁよい、ワシは説明が苦手でな、ざっくり説明させてもらうぞ。
そこの扉に入るのが一番早いんじゃよ。
なんか色々あって扉の鍵を手に入れれば戻って来れるから、文句言わずとっとと行け!」
「は、はい!行ってきます!」
俺は勢いに流されて扉に入ってしまった。さすが童貞だぜ!
◇◆
扉に入ると草原が広がっていた。
そして後ろを振り返ると、扉は消えていた。
「ここは?」
そう呟いた瞬間
「ああああああ!!!」
変な声が聞こえた。
次の瞬間俺は押し倒された。
「いってぇ、何が起きたんだよ」
「はぁ、はぁ」
吐息が聞こえて、体に重さを感じた。
目を開けると謎の美少女がいた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだ書き方とかしっかりわからなくて
読みづらいとは思います。
その辺などのアドバイス等いただけるとありがたいです。