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~片想い~  作者: 春風 飛翔
片想い
4/27

[件名]:大丈夫か?それと預かったぜ? (10:35)

[本文]


昨日はどうしたんだ?


せっかくの愛海の送別会だったっていうのにさ・・・。

まぁ、何かあったんだろうけどな・・・


ところで、昨日の結果の事なんだけど・・・


・・・まぁ、それは後でいいか・・・



とにかく愛海から預かってるモノがあるから、取りに来てくれねーか?


今日は、ずっと家にいるつもりだからさ・・・



それと、少し話そーぜ?お茶会でも?!



また、来る時に返信たのむな。


んじゃ後で、



  [END]



・・・・・・・・・・


・・・・・・



――――――っはぁ、っはぁ・・・・


・・・ったく、この坂は走りだと流石にキツイよな・・・つっても、いつも夕美を自転車に乗っけて登校してるわけだから、どちらにしたってツライか・・



もうちょっとで着くな・・・



・・・悠一の家に向かう時、・・一つ公園を通り過ぎた・・・・


・・・・・


・・・・・・・


・・・・ふぅ、やっと家が見えてきた・・・っとここでメールが来ていたことに気付いた。


内容は、悠一からで、待ってるぜ。というものだった。


・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・



――――ピンポーンッ――――


インターフォンを押した・・・


――――っはい・・・っと和樹か?




そうだよ、と返事をすると、悠一は鍵は開いてるから、部屋まで来てくれと言った。


「おじゃましまーす」


玄関でそう言って、二階の悠一の部屋へ向かった。


・・・・・


・・・・・・


「っよ! 」


第一声は悠一から、


「悪いな、待たせちゃって・・・んで、何を預かったんだ?」


僕が聞くと、悠一は、まぁ落ち着けと・・・僕はベッドに座らされ、

待ってて~と言って、一度、悠一は部屋を出た。


・・・・・


・・・・・・


・・・・・




・・・・悠一が戻ってくると、ジュースとお菓子を持ってきてくれた。




「んで、話の再開だな」



悠一はイスに腰掛けると、切り出した。



「愛海から預かったモノってのはコレ、」



そう言うと、悠一は一通の手紙を出してきた。



「本当は、直接渡したかったらしいぜ? けど、和樹があれだったから、俺がもらっておいたぞ?」




悠一から手紙をもらうと、今は読む気になれなかった僕は、ポケットにすぐしまった。



・・・・・・・

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