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~片想い~  作者: 春風 飛翔
片想い
17/27

動き出していく想い

おぉ……なかなか順調?に書けてる気がするww


また、いつ書けなくなるかわからないですしねww


では~upです


・・・・・・・・


・・・・


・・



送別会は順調に進んでいた。みんなでお菓子を食べ、ジュースを飲み、


男子はというと…うん、食って食ってたね…


女子の方は愛海を取り囲んでなにやら、いろいろおしゃべりしてたっぽいけど…


お昼は、愛海の両親からお金を頂いて、ピザを頼んで、みんなで盛り上がった。



昼すぎになり、代表者として凛から愛海に寄せ書きが渡され、それからは本当のフリータイムとなった。ほとんどの男子は遊びに行くために教室を後にし、その後、愛海と話をしていた女子たちも少しずつだが、帰って行った。


僕はというと、休憩しようと思って窓を通して外を眺めていた。夕美と梓ちゃんは、いつのまにかいないし…悠一は凛さんにこき使われてるし…


愛海は…・あれ? そういえば愛海は? さっきまで女子と話していたよな?


「平林さん、愛海知らない?」


悠一を操作している平林さんに聞いてみる。


「マナならお手洗いじゃないかな?」


「あぁ、わかった。 ありがと」


よかった…「まだ」いるんだ…もう行ってしまったんじゃないかと思った…


…僕が愛海を見送る形になるんだよね…


その時まで、僕は笑顔でいなきゃいけないのかな…


泣いちゃだめかな…


うん、だめだよね…それはだめだ。…みんなだって悲しいはずだ…


でも…それ…守れそうにないよ…



……


…・・



滝島くん…私に質問して、また外を眺めてる…、きっと…ううん、絶対…ツライんだよね。


マナから直接は聞いていないけど、告白失敗しちゃったんだろうな…。

だから今、図書館に行って手紙を書いているんだろうけど…


悠くんと滝島くんには内緒にしておいてって言われてるから、ごめんね?滝島くん…嘘をついて…


悠くんにも動かれないように、いろいろしてもらってるけど、気付かれるのも時間の問題かな…


……


…・・



もうクラスには、ある程度の人がいなくなったな…さっきから和樹は外を見てるし、なんか凛に聞いていたみたいだけど、きっと愛海のことだろうな…


どうしよっかな…そろそろ俺も動きたいんだけど、さっきから凛がうるさいし…


まぁ、愛海が戻ってきたら、二人だけになれるような案を考えとくか…


………


……


…・


――――――――――図書館…


今日は楽しかったな…みんなとお話できて良かった。夕美ちゃんや梓ちゃんも来てくれてたし…寄せ書きも嬉しかったな…


ただ一つ…私の目的は達成されていないのだけど…もうチャンスは逃しちゃったしな…



…ううん…最大のチャンスは悠一くんに邪魔されちゃったけど、最後のチャンスはまだこれから…


最後のチャンス…これがダメだったら…私の…「片想い」でおしまいにしよう…


きっと、私の他にも和くんを好んでいる女の子はいっぱいいるんだろうな…


例えば、凛なんてそう…私が好きなのを知っているから応援はしてくれているけど…きっとあの子も和くんが好きなんだろうな…


さてと、……悠一くんの方は、これでいいかな?…うん、いいよね…


和くんへ…どうやって書けばいいんだろう…変な風には書けないよね…


でもこれって、悠一くん用宛ての普通の手紙じゃなくて、一応……アレになるんだよね?


なんだか恥ずかしいな…


愛海は、和樹への手紙…悩み迷いながら一文字、一文字を書いていった。



…………・・


………


…・・


もうすぐ三時か…あと二時間でここを出て行ってしまうのか…愛海は…


僕は、このまま終わってしまっていいのか?


少し空の色が変わり始めている…今日が…終わりに向かい始めている…


このまま何もしないのは…、それは…それはダメだよね?!


泣く前にやるべきことをやらなくちゃ…!!



…………………僕にもできることがまだ、あるはずだから



・・・・・


・・・


・・


よろしくです ノシ

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