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~片想い~  作者: 春風 飛翔
片想い
16/27

侵入者

なんやかんやで進んでますねぇww


とりあえずupです


・・・・・・



「…じゃあ私から…先に言うね…?」


…愛海の声? ってことは…あぁ、和樹も…やっぱり当たってたか…


……・・俺は、階段を上がって、上の扉をかすかに開けて、隙間から彼らを見ていた…


…・・どうやら、まだ告白とかはしてなさそうだな…


「…どうしたの? 愛海…?」


なんか最悪だな…隠れてこういうことするのは…


「ううん…あのね…」


「うん…」


あぁー! 二人ともじれってーな。いつの時代の人間だよ!?


…・


…そして――――――――


「私…ずっと…その…あの…本当は和君から言って欲しいことだったんだけど、その…・・、うん、でも私から言うね――――」


愛海が「僕」に向かって…、


「あのね…和君…、私…ずっと、その…あなたのことが――――」


最後の言葉が「彼」には聞こえなかった…というより、彼の声で、言う前に愛海が口を閉じたのだ。



「よぉ! やっと見つけたぜ? あれ?! 愛海も一緒だったのか! なら、ちょうどいいや。 もう準備できてるぜ? Sクラス行こうぜ?」


愛海は笑顔で「うん」と応えて、和樹に「行こ?」と言って、悠一の後について、階段を下りて行った…


「……僕は……・」




風が和樹を笑っていた…



―――――――――――――――――

―――――――――――――――――




ダメ…・・限界が来ちゃう…でも、悠一くんには見せられないし…


そうだ…あそこなら…


愛海が口を開く……

「悠くん、あの…先に行っててくれる?」


「っへ? どうして? なんかあんのか?」


「…その…ちょっと…」

彼女は顔を赤らめる


「(…あぁ、トイレね)ああ、オーケー。 それじゃ和樹と先に行ってるよ」


「うん、すぐに行くから」


悠一は愛海と別れて、和樹を待った。


………・


……・


…・



少しして気持ちの落ち着いた僕は、階段を下りて行った。


悠一が待っていてくれて、一緒にクラスへ戻った。「愛海は?」と聞くと、トイレにいったらしい。





…さて、送別会だけはなんとか成功させたい…・笑顔で、愛海に接しよう…別れるまでは…・・、


…・・


………


……・


…・


女子トイレから、鳴き声が聞こえる…ハンカチで口を抑えて、音は最小限に抑制されているが、それでも瞳から流れるものは止まってはくれない。


「(二人きりのチャンスだったのに… 私は言えなかった… これが最大のチャンスだったのに… 凛も協力してくれたのに!! …私って…・本当に弱いんだ! …かず…くん―――)」


彼女は顔を洗って、顔のほてりが治まってから、教室に向かった。



・・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


よろしくです ノシ

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