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~片想い~  作者: 春風 飛翔
片想い
15/27

侵入

どこまでいけるでしょうかww


とりあえずupですw




その後、クラスの奴らが続々と来て、9時20分にはSクラスのほとんどのメンバーが集まった。


ただ、来ていないのはいつもギリギリで来る奴ら…・それと9時半に集合と伝えてある愛海…・・


…そして、凛の用事で教室を後にした和樹だ。


まぁ、ギリギリで来る奴なんざ、どうだっていいんだ。今日の送別会は強制じゃない、


勉強したい奴は別に来なくていいからな。だからそういう奴はどうだっていい。


…だけど、和樹と愛海のことが気になる…






…もうすぐ半だ…





愛海の性格、人間性からして遅れてくることはまずない。


むしろ5~10分前には約束の場所に集合するタイプの人間だ。


…25分…あと5分待ってみるか?



……………

……………

……………



いや…きっと俺の考えは当たってる………………

  

  だったら、ここで行動しないと和樹に―――――


……………まずは、凛からだな…


俺は、女子生徒と話している凛を呼んだ。


「なぁ、室長! 愛海遅くね?」


「あぁ…うん、マナにしては遅いけど…いろいろとあるんじゃないかな? 今日が今日だけに」


「あぁ…それもそうか…」


……………だめだ…凛は絶対に絡んでいると思うけど、これは教えてくれそうにないな


和樹と愛海は一緒にいる…それも校内に、…もう…いる…



和樹が戻ってこないのは、愛海といるからだ…


そして、愛海が遅いのも和樹といて、きっと…考えたくはないけど…愛海は………


もしくは、和樹が……だろう。



けれど、和樹が出て行ってから、時間はあったのにも関わらず、二人はここへ来ていない…それはつまり、そこまで進展はしていないってことだ。



…あくまで俺の推測だけど……、


でも、あの二人の性格からしても、なかなか進展は難しいはず……


……二人、特に―――――――――


・・・・・


――――――いや、もうそんなこと言ってられないか、探しに行くぜ? 二人とも、悪く思うなよ?


俺は凛にトイレに行くと言い、教室を出た。


こうでも言わないと、凛に引き留められそうになると思ったからね。


凛以外にも、愛海と和樹を見ていないかって聞いてみたんだが、聞いた奴らは全員…見ていないんだな。



まぁ、下から来たやつに聞いて見ていないんだから、となれば上しかないんだよな…


俺は小走りでいろいろ回った。



…だけど簡単にはいかないよな。


そりゃあ? だって、俺の推測なんだし? 


ホントに愛海が「今日」だけに? 遅れてるだけかもしれないし…なぁ?



彼は、思いつくところを見て回った。………が、見つけることはできなかった。





そして――――――――――――





………そういえば、まだ一つ行ってない場所があったな……



……いや、つっても和樹に教えてもらって、それ以来行ってないよな?



えーっと、どうやって行くんだったかな?ちょっと分かりづらいんだよな…確か、通路が見えなくなっていて、っで奥にまだ道が…



ぶつぶつと彼は呪文を唱えるみたいに歩いていた。


他から見ると、なんだアイツ? みたいな感じだ。


考えながら、ボーっと歩いていると、いつの間にかほとんど来ない場所へ、俺は来ていた。



「(特別教室エリアじゃねーか、なんでここに来た俺?!)」


「(って待てよ、確かここじゃなかったっけ?)」


そう思って、半信半疑で奥に進む……




「(……まだ通路があった!)」



「(…ビンゴ!!)」



「(いや、待て、まだいるとは……………)」





…………………… んっ?





扉が…かすかに開いてる? 俺は扉を開けると上に階段が繋がっていた。



よろしくです ノシ

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