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詩集 息ができなくて

十八の夏

作者: sasagi hana
掲載日:2026/03/09

十八歳の夏



飛び立てるのはいつだって「わたしではないだれか」

悟りさえも思い込みのひとつだと知ったのは五歳の春


関わりたくないひととは関わらなくてもいいのだと知ったのは七歳の夏


見たいものだけみて見たくないものは見なくていいのだと知ったのは十一歳の秋


わたしには宇宙さえもコントロールできる力があるのだと知ったのは十六歳の冬


鏡に映るわたしは醜いと感じた

でも目をとじてみるとわたしの肉体は完璧だった


写真に映るわたしは醜いと感じた

でも体の輪郭に触れてみるとわたしの肉体は完璧だった


空気を吸うたびにわたしは満たされる

空気を吐き出すたびにわたしは解放される


こんなにも近くにわたしの求めているものがある

こんなにも近くにわたしに必要なものがある


最高にイかした人生を送って幸せにわたしは死ねると知ったのは十八歳の夏


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