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ゆらゆら

作者: 桂螢

ゆらゆら 愛が揺れる

あの人が、誰かと

長々話しをしたり

笑い合ったり

頻繁にラインを交わしたり

よく分からない理由で

褒めちぎったり

あの人を疑ったら

今までのあの人との

深奥な歴史を

思い起こすようにしている


ゆらゆら 誇りが揺れる

以前、褒めてくれたじゃない

一生懸命頑張っているのに

こちらの言い分を無視され

こき下ろされた

世の中には

嘘も裏切りも

ざらにある

人に嫌な思いをさせるのが

愉快だと思っている人が

ごまんといる

仕事というのは

理不尽なもの

上司とは

部下を叱るのが仕事

そうだと理解していても

否定されると

やはり落ち込む

そんな時は

好きなことに

打ち込むようにしている


ゆらゆら 自分に揺れる

私ってこんなに能力がないの

私ってこんなに信頼されていないの

私ってこんなにわがままなの

社会常識を熟知しないまま

少女からいきなり

社会人になった

いつの間にか心中に天狗が潜在し

調子に乗っていたせいなのか

信じられない凡ミスをやらかした

自信を失い

消えてしまいたくなると

好きな人、好きだった人を

思い出すようにしている


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