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妖魔執行人 〜永永無窮の呪い〜  作者: 冬時雨
成崎姉妹は普通じゃない編
1/11

プロローグ

現在2545年から遡ること600年以上前のこと。

神様である青龍が現世で暴れたことにより、青龍の邪気に当てたられた妖たちは妖魔へと豹変した。

また、邪気に当てられた人間も同じく妖魔のように豹変していった。


同時に赤龍、緑龍、雪龍も日本の各地で暴れだした。

 妖魔は現世に溢れかえり人々を襲い、人々は妖魔と邪気に怯え、世界は崩壊へと進んで行った。


崩壊が進む中妖魔に対抗すべく、人間と妖の混血である者たちが妖力を使い妖魔を祓っていたが、妖魔の数が多すぎて全てを祓うことは出来なかった。


崩壊した世界で人々が抗う中、一人の少女は自分を犠牲にして青龍の怒りを沈めることにし、とある契約を交わした。


___私の全てをあなたに捧げるから、安息地をこの地に与えて。


青龍は少女の望みを、一つの条件付きで聞き入れた。

___お前の子孫を100年に一度、生贄として我が身に捧げよ。


少女は世界を救うことが出来るならと、条件を受け入れた。

そうして青龍は妖魔を通さず、邪気を軽減する結界を施し、人々はその中で暮らせるようになり、近代都市『天明(てんめい)』が築かれた。


結界は完璧ではなく、妖魔は結界内でも何かの拍子に開く現世と幽世を繋ぐ穴、狭間を通してやって来る。

結界外に比べれば、妖魔は問題なく祓うことができる数だった。


また、天明だけではなく、各地に三つの土地も他の神々とその契約者により都市国家が築かれた。


南にある、太陽がサンサンと輝き一年の四分の三が夏、赤龍が守る工業都市『天照(あまてらす)

東にある緑が生い茂る豊かな、緑龍が守る柳緑都市『天永(てんえい)

北にある、一年中雪が振り続けている、雪龍が守る玄冬都市『天華(てんか)

そして西にあり始まりの地である四季が整い海がある発展した都市、青龍が守る近代都市『天明(てんめい)


 四つの都市国家はそれぞれに発展していき、軍と一緒に共通組織対妖魔特務部隊、通称『一夜(ひとよ)』を設立した。



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