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仮面の溜まり場  作者: 赤マン
2/2

銀座タイガー

俺たちは渋谷マークシティにある銀座タイガーでランチをとる。


陸「やっぱりカレーうまいなー」


貴志「お前カレーしか食わないな」


陸「そんな事ねーよ」


俺はカレーが大好きだ。


有希「エビフライもらった!!!」


有希は貴志のエビフライを奪い丸ごと口に含んだ


貴志「Nooooooooooooo!!!!!!有希!!!お前!!!俺が最後に食べようとしていたエビフライを!!!!!」

有希「ふへふへふううううへひへ(残しとく奴が悪い!!

)」

貴志「今日こそはゆるさん!!!!」

有希「はーっはっは!やれるものならやってみなさい!」

陸「おいおい、店内で騒ぐなよ...」


貴志・有希「「うるさい!」」陸「はい...」


すると2人とも鞄からゲーム機を取り出しポポモンバトルをし始める。


貴志「今日は絶対に勝つ!負けたら今日は全部お前の奢りだからな!」

有希「じゃあ貴志が負けたら、毎回会うたびにシュークリーム奢ってもらうからね?」

貴志「な、な、いいだろう、ぶっ飛ばしてやる!」


エビフライの事は頭から消えたみたいだ

有希と貴志は真剣になっている。


美優「陸、カレーちょっと頂戴」

陸「お、いいよ」


美優は俺の皿から一口カレーを食べる

美優「ん、おいしい」

陸「だろ?」

美優「オムライス一口あげる」

陸「お、サンキュー」


大体これがいつもの日常だ、貴志と有希がワヤワヤしている時、俺と美優は見守る側である。


美優「陸、就職は地元?」

陸「んー今のところまだ決めてないんだよね。もっと遠くに行くかもな」

美優「...少し寂しい」

陸「そん事ないって、いつでも通話とかできるだろ?」

美優「そうだけど...」

陸「美優は4人でいつまでも一緒にいたいか?」

美優「うん」

陸「そっか。じゃあ神奈川でも探してみるよ」

美優「ありがと」

美優はにっこりと笑う


美優はもともとあまり笑う方じゃなかった。

中学1年の時に俺と同じクラスで、たまたま委員会が一緒になった。

人と喋るのが苦手なのか最初はあまり喋らなかったが色々聞いているうちに打ち解けていった。


その時の別クラスの委員会担当が有希と貴志だった。

まぁ見ての通り美優と違って2人は元気モリモリタイプ。


学年ごとに2クラスしかなかったので、よく話す機会が多く、今みたいな関係が続いている。


陸「美優はよく笑うようになったね」

美優「むっ」

美優が顔をむっとさせる

美優「バカにして....」

陸「いやいや、してな...」

有希「美優をいじめんな!」


後ろから頭を叩かれる


陸「痛!!叩くなよ!あれポポモンは?」

有希「シュークリームGETだぜ✌️」

美優「✌️」


貴志「orz」

陸「.....カラオケ行くか」


俺たちは銀座タイガーを後にした

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