森のゴブリン軍団vsプレイヤー&犬達その3
休憩を終えて帰ってきた。祭壇で転職が出来るみたいだからしておこう。近づくと転職先が書かれた画面が現れた。
【中級魔法使い】
効果:【全属性魔法強化・微】【MP増加・微】
追加スキル:【魔力貯蔵】【魔法維持】
【火属性魔法使い】
効果:【火属性魔法強化・小】【水属性魔法弱体化・小】
追加スキル:【魔力属性・火】【魔力貯蔵】【魔法維持】
【土属性魔法使い】
効果:【土属性魔法強化・小】【風属性魔法弱体化・小】
追加スキル:【魔力属性・土】【魔力貯蔵】【魔法維持】
【水属性魔法使い】
効果:【水属性魔法強化・小】【火属性魔法弱体化・小】
追加スキル:【魔力属性・水】【魔力属性】【魔法維持】
中級魔法使いは単純な強化、他は特化型だった。一番使ってる魔法が火属性魔法だから火属性魔法使いを選ぶと額に付いていた灰色の点が赤に変わったのが何となく分かった。
教会の外に出るとワイルドドッグ軍団がゴブリンと戦っていた。ゴブリンを蹴散らしている犬達を見ながら時間まで何をするか考える。
とりあえず椅子に座りぼーっとしていると祭壇の方に朧月さんとヘクセさんが行くのが見えた。多分転職するんだろう。
数分経つと終わったのか私の方に来た。
「野良犬さんも転職しました?ボクは中級魔法使いにしました」
「自分は刀使いにした、一番コレが慣れてるからな」
「火属性魔法使いにした」
「ふむふむ…掲示板に纏めておきます」
「ちと肩慣らししてくる、お前らも行くか?」
「ボクも行きます」
MPが勿体無い気がするけど効果を確認しておきたいから私も行くことにした。私も向かう意向を伝えると、場所は領主邸前になった。
他のプレイヤーに私がパーティーに入ったことに驚かれながらも到着した。既にゴブリンはこっちに敵意を向けている。
「《袈裟斬り》《十文字斬り》!」
「《エアカッター》《ストーンバレッツ》」
「《ファイアーボール》《アクアアロー》」
敵達は斬られたり魔法を喰らいドンドン倒れていった。アクアアローはダメージが少し減っていて、逆に火属性魔法は運が良ければゴブリンを一撃で倒せるようになっていた。
「グギ…グギャアアア!!」
「中ボスぽいな、自分は斬り込むから援護頼む」
「はーい、《ミニストーム》《ストーンバレット》」
「《ストーンバレット》《アクアアロー》」
朧月さんは高速で敵に接近すると魔法で怯んでいる敵の首を斬ろうとするが、棍棒によって防がれてしまう。私は棍棒を燃やせないか試すことにした。
首に付けていたゴブリン笛を吹くと気が抜けるような音がした後、私に向かって襲いかかってきた。大体八メートル位の所で棍棒に向けてファイアーボールを放つ。
「グギャ?!」
着弾したと同時に棍棒が燃えて敵は焦ったのか放り投げた。朧月さんはその隙を見逃すはずもなく構えていた刀で敵の首を落とした。
「助かった、野良犬さん結構度胸あるんだな」
「これ位大丈夫」
周囲のゴブリンは居なくなったから時間まで領主邸前で待つことにした。レイドボス、屋台を潰したのは絶対に許さない。
読んで頂きありがとうございます!
沢山の誤字脱字報告ありがとうございます!
追記:【全属性魔法強化・小】を【全属性魔法強化・微】にしました




