外出
あの後はログアウトし、服や色々な物を買うために少し離れた所にあるショッピングモールに行くことにした。ヘルメットを被り、バイクで向かう。
エンジン音を響かせながら走り二十分後、着いた。服が売っている所に行くと何故か実里が下着エリアを彷徨いていた。
無視しようとすると偶然私の方向に向いて気づかれてしまった。こっちに駆け足で近づいてくるのを見てため息を吐きながらどうしようかと考える。
「先輩ー、また会いましたね!デートしますか?後私ここ最近胸が大きくなってきて…デートついでに下着選びもどうですか?」
「嫌、離れて」
「えー…じゃあ着いていきます!先輩の匂い最高…!」
「はぁ…」
こうなったらもう無理。付き纏って来る実里を鬱陶しく思いながらも服を選ぶ。
「へー、先輩意外と地味なのが好きなんですね。私が服選びますよ?きっと更に素敵になります!」
「うるさい黙って」
「嫌ですよー!折角先輩と居られるのに…ぎゅーってしてあげますよ?ぎゅーって!」
「いらないし迷惑」
そんなことがありながらちょっとだけ良いケーキを売っている場所に着いた。
「先輩好きですねー、太らないのが羨ましいですよ!それでは折角なので私が買ってプレゼントします!」
「自分で買う」
「駄目ですよ!私からプレゼントしたいですから!その方が彼女っぽいですし!」
「意味分からない…昼もまだ食べてないからどいて」
「だが断る!」
プレゼントしたい実里VS早く買いたい私の勝負は五分以上続き、最後は店員も実里の味方になり抵抗虚しく結局プレゼントされることになった。
「どうぞ、好きですよ!」
「…」
「先輩ツンデレですねー、素直に喜んで私にハグしても良いんですよ?」
袋を無言で奪い取りフードコーナーに行く。当然その間も着いてきて触ってきたりしてきた。実里もまだお昼は食べて無いからと言って一緒に食べようとしている。
某ハンバーガー店でコーラとポテトとチーズバーガーを注文し、実里も何故か同じ物を頼んだ。机は一つだけしか空いてないから一緒に食べるしかなかった。
「何で同じなの…?」
「あ、やっと先輩が話しかけてきてくれた!やっぱり先輩も私のこと好き…?同じ物を頼んだのはカップルぽいからです!」
「好きじゃない…!」
「先輩隠さなくても良いんですよー」
ついイラッとしてやってしまった。直ぐにコーラを飲んで誤魔化そうとしても無理だった。
「先輩ちょっと顔赤いですよ?恥ずかしがってる先輩も可愛いです!持って帰りたい…!」
実里より早く食べようとするも逆に早く食べられ待たれることになった。
「今度私の家に来ませんか?優しく耳かきしてあげますよ?勿論膝枕で!」
「絶対行かない」
まだ買う物はある。早く帰ろうと思いつつ、買い物を続けるのだった。
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