PKvs犬達
放たれたファイアーボムは魔法使いに直撃し、吹き飛ばす。追撃する前に斬りかかってくる敵にストーンバレッツを撃ったけど盾を持っている敵には防がれてしまう。
スキルで攻撃されながらも至近距離からのファイアーボールで反撃し直撃。でも矢は放たれ続けている。
クールタイムが終わったファイアーボムを撃ち、放たれた矢を運良く巻き込みかなりのダメージを与えた。こっそり魔法を撃とうとしていた杖持ちはアクアアローでトドメを刺す。
障壁はまだ少しヒビが入った程度。でもずっと殴られている状況は変わらないからストーンバレッツで少しでもダメージを与える。
矢が尽きてきたのか弓持ちの攻撃が少なくなってきた。剣持ちの一人にアクアアローを放って倒し、弓持ちを先に倒すことにした。
「く、来るな!」
「早く倒れて…《ファイアーボム》」
「ぎゃっ…」
弓持ちが二人倒れ後一人も震えている。何か言ってるけど無視してストーンバレットで倒す。障壁は後数撃位なら耐えれそうだ。
「す、《スラッシュ》!割れ」
「《ストーンバレッツ》」
「ワンッ!」
障壁が割れてHPがドンドン減ってしまうが、そこはポチに回復してもらい、反撃して剣持ちを倒す。残りも倒そうとすると武器を置き膝をついていた。
「な、なぁ…見逃してくれないか?金なら置いてくからさぁ…」
「俺らはプレイヤーに依頼されただけだから」
「死ね…《ファイアーボム》」
命乞いを無視し、殲滅した。最後はイラついてたせいか死ねと言ってしまった。それとやっぱり私を狙う敵が居るみたい。頭を悩ませながら空洞に辿り着いた。
「ガウッ!」
食料を全て出すと同時に犬達が食べ始めた。量が少ないものは取り合いになって一瞬で無くなり、多いものも凄い勢いで減っていっている。
十分後…。
あれだけあった食べ物は全て無くなり、後には腹を上にして寝転んでいる犬達が居た。するとポチと話していた黒い犬が近づいてきた。
「ワンワンッ!ワオン?」
「ガゥッ!」
『ユニーククエスト《空腹の犬達》をクリアしました!これによりここの森で戦闘をするときにはワイルドドッグ軍団が駆けつけてくれます!』
クエストだったみたい。駆けつけてくれると言うことはレイドボスの時、懸念だった私の戦力が増えたと考えてもいいだろう。
「ガゥッ!ワオーンッ!」
「ワンッ!」
別れの挨拶(?)を済ませて偵察クエストへと戻る。少しでもお金が欲しいため全て埋めて提出し、お金を貰ってまだ食料が残っているかどうか探しに行く。
三十分後…。
「ごめんねぇ…」
「はい…」
これで六店舗目だ。私が買い占めたせいでNPCの店で買える食料が無くなっていた。仕方なくプレイヤーが出店している地帯に行きさっさと買って食べる。
私を狙っている敵は誰だろう…敵は多分複数居る。考えながら猪肉の串焼きを食べた。
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